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ザ・クルー 第9惑星の探索 ルール / サマリー [The Crew: The Quest for Planet Nine]

【基本情報】

プレイ人数:2-5人
プレイ時間:20分
対象年齢:10歳〜
発売時期:2019年
テーマ:宇宙×協力
メカニクス:協力プレイ/トリックテイキング/コミュニケーション禁止/ハンドマネージメント
ゲームデザイナー:トーマス・シング(Thomas Sing)

【ゲームの概要】

・協力してミッション達成を目指す、トリックテイキングゲームです。
・さまざまな勝利条件がある50種類のミッションがあり、ストーリーとして連続してプレイします。
・もし望むなら好きな順番でミッションをプレイできます。

《トリックテイキングについて》

●トリック
・各プレイヤーが1枚ずつカードを出したものを"トリック"と呼びます。
・最も大きい数字のカードを出したプレイヤーがトリックの勝者となります。ただし、勝利できるのはスート(カードの種類)を"フォロー"したもののみです。
●フォロー
・カードには5種類のスートがあります。(ピンク、青、緑、黄、ロケット)
・「スートをフォローする」とは「最初のプレイヤーが出したカードと同じスートのカードを出す」ということです。
・同じスートのカードを持っている場合は、必ずそのスートのカードを出さなければいけません。
・同じスートのカードを持っていない場合は、好きなスートのカードを出すことができます。
・フォーローしていれば、必ずしも大きい数字を出す必要はありません。
●トリックの勝者
・スートをフォローしたカードで、かつ最も数字の大きいカードがトリックに勝利します。
・勝利したトリックのカードは裏向きにして自分の近くに置いておきます。
・勝利したトリックのカードは最後のものしか再確認できません。
●切り札
・ロケットカードは"切り札"と呼ばれる特殊な種類のカードです。
・切り札は他のどのカードが場に出ていても、常にトリックに勝つことができます。
・通常の色カードが最初に出された場合、その色のカードを持っていない場合のみ、ロケットカードを出せます。
・ロケットカードが最初に出された場合、ロケットのスートをフォローしなくてはいけません。

《コミュニケーション禁止》

・各プレイヤーは適切なトリックで勝利する必要がありますが、他プレイヤーに手札を見せたり、話したり、ほのめかすことができません。
・唯一「無線通信コマ」を使って通信することだけが可能です。
・各プレイヤーは無線通信コマ1つずつ持ち、1ミッション中に1度だけ使用できます。
・通信できるのは、タスクの分配の後で、最初のカードが場に出る前です。トリック中は使用できません。

《無線通信》

・通信を行う場合、手札の色カード1枚を自分の前に表向きで置き、全員に公開します。(ロケとカードは不可)
・このカードは手札であり続け、通常通りにプレイすることができます。
・次に、無線通信コマを緑の面を上にしてカードに置き、その位置で追加情報を与えます。
 □上部:この色の最高値のカード
 □中央:この色の唯一のカード
 □下部:この色の最低値のカード
・これらの条件で表すことができないカード(2番目に大きい数値など)は通信に使うことができません。
・手札の状況が無線通信コマが示す状況と一致しなくなったとしても、配置は変更できません。(最高値のカードが唯一になるなど)
・カードと無線通信コマを配置した後、通信したカードがあることを示すため、リマインダーカード1枚を手札に加えます。
・通信したカードをプレイした場合、リマインダーカードを手札から捨て、無線通信コマを赤い面を上にします。

【ミッションの準備】

プレイングカード
・色カード36枚とロケットカード4枚をシャッフルし、裏向きで全てのプレイヤーに配り切ります。
・3人でプレイする場合、1人だけ1枚多くなります。最後のトリックを取った後。残りの1枚はそのまま残ります。
無線通信コマ
・各プレイヤーに1つずつ配ります。
・緑の面を上にして手元に置いておきます。
リマインダーカード
・人数分用意して傍に置いておきます。
救難信号コマ
・裏向きにして置いておきます。
タスクカード
・36枚のタスクカードをシャッフルし、裏向きの山札として置いておきます。
・タスクコマを近くに置いておきます。

【基本ルール】

・ほとんどのミッションでは、一定数のタスクを完了する必要があります。
・まずタスクカードを公開し、分配します。
・司令官からミッションを開始し、全てのタスクを達成するまで、トリックを繰り返し行います。
・以降、トリックを取ったプレイヤーから次のトリックを開始します。
《タスクの公開と分配》
・ミッションで指定された数のタスクカードを山札から引き、テーブルの中央に表向きで並べます。
・残りのカードはこのミッションでは使用しません。
・ミッションで特別な指示がない限り、タスクカードはプレイヤー間で分配します。
・[4]のロケットカードを持っているプレイヤーがこのミッションの司令官となり、司令官コマを受け取ります。
・司令官から時計回りで順番に、タスクカードを1枚選び、自分の前に移動させます。
・タスクカードは複数持つこともあり、プレイヤーごとに枚数が異なることもあります。
・全てのタスクが割り振られたら、ミッションを開始します。
《タスクの達成》
・自分のタスクカードに対応したプレイングカードを含むトリックを獲得すると、そのタスクは完了したことになり、そのタスクカードを裏返します。
・1つのトリックで複数のタスクを完了することもあります。
・前プレイヤーが全てのタスクを達成したら、ミッション完了となり、次のミッションに進むことができます。
・ミッションを達成するために必要だったゲーム回数を、ログブックに記録します。
《タスクの未達成》
・他のプレイヤーの持つタスクカードに対応するプレイングカードを取ってしまったら、直ちにミッションは失敗となり、最初からミッションをやり直します。
・プレイングカード、タスクカードを配り直します。

【詳細ルール】

・各ミッションごとに異なる細かなルールは、ルールブックに記載されています。


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