中の人が教えるボードゲーム印刷デザイン
どうも、ボードゲーム印刷の中の人です。
ボードゲームクリエイターから中の人になったので、
ボードゲームクリエイターの為になる情報を発信していけたらいいと思っています^^)。ボドゲクリエイターの制作環境が少しでもよくなって、ボドゲ業界がよくなって、ボドゲ仲間が増えたらいいなって思ってます★
ではでは早速、
ボードゲームのデザインって魅力的ですよね!(ボドゲ好きマン)
そしていろんなデザインがあります。
最近は個人のクリエイターさんでもクオリティが高かったり、オリジナリティ溢れるデザインが多く、デザインだけで買ってしまうこともしばしばです。
ですが、逆に惜しいというか、もったいないというか、抑えておいたほうがいいという部分も目立ちます、でもそれって本当に誰かに教えてもらえる事ってなかなかなくて、皆さん数をこなしながらや、別業種のデザインノウハウを応用してる事が少なくないです。
今回は、ボードゲームに特化したデザイン!!
その、これは避けようという部分を話していこうと思います!
いいデザインは千差万別!さらに同人や個人のクリエイターさんの味や良さってあると思います。ですからそこを正すというより、マイナスを減らす事でよくするという観点で話せればと思います。
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デザインで注意すべき5つの事
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1 枠は黒くしない
2 字にメリハリを付ける
3 手に持つ部分には重要なものは書かない
4 裏と表、どちらかは地味にする
5 箱裏をシンプルにしない
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それではまず1から
1 枠は黒くしない
はっきり言って枠が黒いってかっこいいですよね!
黒にはデザイン自体の引き締め効果みたいなものがあって、
枠を黒くするだけでも全体のデザインが上がった気がします。
でも、枠が黒いカードは、遊んだ時に枠の傷が目立ちます。
気軽に何度も遊んでもらうボドゲでは、なるべく枠は印刷しない
白が望ましいです。スリーブをいれれば問題はないんですが、
正直、スリーブいれるのは少数派です。
あなたも私もいれるかもしれませんが少数派です!!
枠を白くする・・・・ということはデザイン的には枠に印刷が
ない状態です。たくさん遊んでも端っこが傷ついて目立つ事は
黒枠よりずーっと少ないです。
そして、よく見てみると白枠のデザインはボードゲームは多いです。
黒枠は簡単に映えますが、白枠でもいいデザインを模索してみてください
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2 字にメリハリをつける
カードをデザインすると情報が多すぎる問題というのに当たる人多いです。当然私もよくおちいってましたが、要はメリハリが無いことが問題なのです。
メリハリを付けるってでも最初は難しいです。なぜならどれも重要な問題に思えるからです。
そんな気持ちがわかるからこそあえて言います。
優先順位を明確につけてください。
その優先順位にそって大きさや色や太さを大げさなくらい差をつけてください。これをやると、まず優先順位をつけれない問題が出てきたりしますが、もしそれが出たなら、解決することで、確実にそのゲームのユーザビリティが上がります!
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3 手に持つ部分には重要なものは書かない
手札があるタイプのカードゲームを作る場合、これを意識するかしないかで、そのカードゲームのユーザビリティが一番変わるといっても過言ではない部分です。
デザインはもちろん好きにオリジナリティを発揮するのがいいと思いますが、ここだけは基礎としておさえておきたいところです!
具体的には、実際にトランプなどを持ってみるとわかりやすいですが、左上からだいたいななめ半分が見えるので、そこに情報を配置していく感じです。
こんな感じ♪
逆に右下とかは手札で持つと一番上のカード以外見られないので、ここに重要な情報を置いてはいけません。
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4 裏と表、どちらかは地味にする
これも結構ありがち、デザイン凝るタイプの人は裏も凝ってしまう、
シンプルな人は裏もシンプル。結果どっちもわかりずらいデザインになります。
要は裏表がパッと見てわかるようにしたいのですが、この指針はカードを混ぜてシャッフルした時にわかるかどうかです!
表が派手なら裏は地味にする、表が地味なら裏は派手にする
例えばこんな感じ
裏は裏らしくするのって大事なんです!
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5 箱裏をシンプルにしない
これはデザインのテクニックというわけではないのですが、
ボードゲームの箱の裏は一番大事といっても過言ではない
というお話です。
具体的には、手に取ってもらうには表が大事だけど、
買って貰うには裏の情報が大事だという事です。
どんな情報が大事か?
・キャッチコピー
・プレイしている様子のわかる画像
・内容物
・キャッチコピーとは別のゲーム概要をキャッチーに
あとはプレイ時間とかもろもろ最低限必要なもの
必須ではないですが、カードサイズを書いておくと、スリーブ探す人からはとても喜ばれますよ!
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まとめ
ボードゲームのデザインは好きにやるのが一番です。
だから、これが正しいというのはないと思ってます。
でも、これをするとユーザビリティが下がるよっていうコツはあります。
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1 枠は黒くしない
スリーブなくても遊びやすい!
2 字にメリハリを付ける
優先順位をつける!その過程でゲームシステムもよくなったりする
3 手に持つ部分には重要なものは書かない
左上から斜め半分しか見れません
4 裏と表、どちらかは地味にする
どっちも派手、どっちも地味は分かりづらいです
5 箱裏をシンプルにしない
箱裏にキャッチコピーは必須だと思ってください
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読んでいただいてありがとうございます。
ボードゲーム印刷の中のとして、ボドゲ作る人もやる人も増えたらいいなと思っています!^^)。また現役クリエイターでもあるので、たまには本気の事も書こうと思っています。
あ、
ボードゲームの制作に興味があったら、うちも見て行ってください
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