中の人が教えるボードゲーム印刷と制作
ボードゲーム印刷について、ボードゲームを個人で作り、
中の人(印刷側)になった筆者が話していこうと思います。
他に多くある感想というよりは、割と実践的な内容です。
ボドゲ制作したいって方の糧になったら嬉しいです。
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目次
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1 ボードゲームの印刷所選び
2 実際の印刷で注意すること
3 ボードゲーム制作のとっても大事な所
4 ボードゲーム制作の極意
5 ちょっとだけうちを知って下さい
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1 ボードゲームの印刷所って検索すると沢山でてきますね
もし、あなたがこれから作ろうという方なら迷うと思います、そして
作ったことある方も、悩んでいると思います。
理由は簡単、ボドゲ制作はお金と時間と労力が思ったよりも
かかるからです。
特にお金の部分はシビアに考えなければならなくて、
やりたいことを詰め込むとあっという間にビックリする原価の、
逆にいうと趣味で売っても赤字になるようなとんでもないものが
生まれがちです。(その辺うまくやれる方もいると思いますが、
私は苦労しました…苦笑)
なので、いろんな印刷所があり、プランがありますが、
結論
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最初はポプルスでいいと思っています。
萬印堂とかタキタプリントとかリトルフューチャーとか
その他いろいろありますが、ポプルスでいいと思っています。
理由は簡単、小ロット(200個以下)格安だから
その一言に尽きます。
さらにいうと印刷もいい感じです。ミスも少ない
でもとにかく安いのがいいです。
ポプルスが安い理由は、元々同人誌の印刷も安価で有名で
それを生かしているからです。ぶっちゃけ国内ならその専門の
所より安く作れるくらい、あとボードゲームは箱がかなり高くつきます。
キャラメルボックスというトランプとかが入ってる箱はまだ安いけど、
化粧箱というボドゲがよく入ってるやつは高い…
でもそれを手で作るプランがポプルスにはあって、かなり安く済みます。
なぜそんな安いところにこだわるのか?
それは制作の部分で話しますが、とにかくコスパ最強なポプルスおススメです。
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2 実際の印刷で注意すること
ここからは中の人っぽい話ですが、印刷での注意点です。
まず、自分でデザインするよって人!illustratorかPhotoshopで
頑張る人!ざっくりいきます!
1:文字をアウトライン化する!(とにかく大事!)
2:CMYKでデータを作り、リッチブラックを使わない(基礎中の基礎!)
3:フチは黒くしない、フチは3mm以上あける(5mm目指そう!)
4:箱のデザインで表と横はセットで考える!
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他に頼むよって人
1 とにかく納期を守ってもらおう!
デザイナーさんのイラストに納得できない
とか、修正が間に合わない…とか意外とあるので、とにかく完成させるのが
大事、しっかりそこはやりましょう!
2 可能なら、とにかく上手い人に頼もう!
ボードゲームのデザインって数年でかなりレベルが上がった印象があります
システムに自信がある作品なら尚更、いいデザインにしてみましょう!
「デザインもシステムの一部」そう思ったら大事に思えませんか?
デザイン自作の方については、すっごく基礎ですが、ゆえに知らない時は、
やるとやらないでは全然違うので書かせていただきました。
細かいレイアウトとかの話は、すっごく長くなるのでまた後日★
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3 ボードゲーム制作のとっても大事な所
これも書きたいことが山ほどありすぎるので、逆にざっくり書きます。
1 面白いと思ったら最後まで作り切ろう!まずはそこから!
2 テストプレイは最低100回!とにかくたくさんやっていい
アイディアはよくてもバランスが微妙なボドゲは個人メーカー問わず
多いって、ユーザーの頃から思ってます。とにかく練るのだ!!
3 製作費が安いと、手に取ってもらいやすい! 買ってもらいやすい!
次回作が作りやすい! 再版がしやすい! 委託もしやすい!(何度でもいいたい!)
製作費を抑えるというのは、本当に続ける上で大事です。お客さんも印刷所もメーカーも、一度ファンになったサークルさんや個人の作家さんが、作らなくなってしまうのが一番悲しいです。
4 デザインもボードゲームの大事な一部です。
アイディアが大事か、デザインが大事か?たまに論争になりますが、
私は「アイディア」×「デザイン」×「バランス調整」
がボドゲの面白さだと思っています。きっかけはアイディアが多いかもしれませんが、それを生かすために残りの2つも同じくらい大事だと思います。
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4 ボードゲーム制作の極意
ぶっちゃけちゃいます。かなりぶっちゃけちゃいます。
告知です、宣伝です、知ってもらうことです、やってもらう事です!
なんか初回で〇百個売りましたとか、完売とかいろいろ言ってる人の
ほとんどが、実は業界にコネがあったり、メディアと繋がってたり、
なんかいろいろ裏技使ってます!
そういう影響力とかがないなら…とにかく頑張って宣伝する事です。
そういうとそこまでしたくないと思う方もいるかもしれませんが、
「たくさんたくさん宣伝したくなる、教えたくなる」そんな作品を
作ればいいんです!
本当に面白い、めちゃめちゃ面白いのができれば、自然と宣伝したくなるし
やってほしくなって試遊のイベント参加したりしたくなるし、
ゲームマーケットなどの即売会イベントでも試遊頑張ります。
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作ったものを買って貰う、楽しんでもらう
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この喜びは格別です。目の前で買ってくれたり、試遊して楽しんでくれたり、後からSNSで感想もらったりするのはとても嬉しいし、ボドゲ制作をやってよかったって思う瞬間でもあります。
そのために、きちんと宣伝する、発信するってとっても大事です。
また、そうしたくなる作品、堂々とそうできる作品を作るというのは作品を作るモチベーションにもなります。
ずっと情報をアップできる、そんなゲームを作るのが極意です。
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5 最後にちょっとうちを知って下さい
最後になりましたが、中の人ということで自社の紹介です。
王道エンターテイメントは、ボードゲームの印刷屋さんです。
中国に自社工場があるので500個以上を注文するなら
安価で品質も高いです。
1000個とか2000個頼むならかなり選択肢としてありだと
思います。
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メリット
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1 500以上なら安価
2 よく海外生産である輸送や税金の追加料金実はかかりますがない
3 Amazonや専門店、代理店に製品を卸すのを手伝ってくれる(ようは売るのを手伝ってくれます…というか私とかがやります)
4 自社工場なので、いろいろガンバって作ります。宝石の煌めきのようなチップとか、ボードとかキラカードとかも頑張って作ります。
5 必要ならデザインとかテストプレイとか制作なんでもお手伝いします。(面白いボードゲームは応援したい!関わりたい!笑)
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まとめ
王道エンタテイメントは
ちょっと個数を作れるようになったクリエイターさん
これから個数増やすぜってクリエイターさんにめちゃめちゃいいと思ってます!
個数が多くなるとすっごく増えていく製作費を抑えられるし、
そうして出来た、最初は少しビビる在庫も販売を手伝ってくれるからです。
個数を増やすってなんか怖いけど、でも結局作ってやってもらう事以外に
自分の作ったすっごく面白いボードゲームを知って楽しんでもらう方法は
ないからね!
ということで読んでくれてありがとうございます。
皆さんのボードゲーム制作のお手伝いをしながら、自分の創作意欲も日々上がってきてます!
が、娘が1歳なので、娘第一に頑張ってます。
ボードゲーム制作の情報って意外と本当にほしい情報がなかったので
書いてみました。
これからも中の人として、時には現役クリエイターとしても記事を書いて
いこうと思います。
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