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BNSプチ近況報告

新型コロナウイルスの影響がではじめてから3ヶ月。
飲食業、ライブハウスをはじめとする音楽業界(以前は音楽業界にいたので、友達も多く心配)、そして宿泊業界と世界中で受難な時代を迎えています。
心配のお声もいただきましたので、一度BNSの近況を報告させていただこうと思います。

illiの稼働率は
1月:91.8%
2月:74.6%
3月:94.3%
と、大きなダメージを受けずに済みました。


それはブランディングの方向性や市場等から、下記の要因があったからであると考えています。

●昨今のインバウンドホテルバブルの終焉は近々訪れると思い、ターゲットを絞り、Sleepover(お泊まり会)というコンセプトの元で、ブランド作りを丁寧に行ってきたことで、誕生日会・女子会・パーティ・コワーキングなど本来の宿泊施設の用途ではない利用がされた

●フロントが無人の施設なので感染リスクが比較的低いと認識された

●当初、新型コロナが高齢の方のみが重篤化しやすいとの認識が広まった中で若い世代の危機感は比較的薄く、ターゲットである若い方(大学生の春休みも重なった)の利用が多かった


SHIMOKITA HOSTELは
1月:93.4%
2月:89.5%
3月:60.2%
有人かつドミトリーという隔離されていない状況なので、illiよりも大きな影響が出ています。
さらにHOSTELは、水回りもシェアということもあり、クラスターが起きやすい環境です。
このまま状況が変わらない、もしくは悪化した場合、4月中旬~5月初旬の間に1ヶ月間程度、自主的に一時閉業も考えています。

若者の行動自粛要請が出された今、4月からはどの業界もさらに厳しい状況になっていくと思われます。
5月にilli新店舗オープンも控えている中で、どのようにこの伝染病に対応していくかが、BNSの今後を左右することは間違いないです。
BNSとしては出店スケジュールの見直し、オペレーション改善、ファンができるようなブランディングのさらなるブラッシュアップ、
さらに以前から行なっていたインテリアデザインの受注再開などを考えています。

おかげさまで2020年4月、BNSは四期目を迎えることがきました。
思い描いていた2020ではなかったですが、できる限り管理体制を整え、耐えて耐えて耐え抜いて、またゲストさんが笑顔でBNSの宿泊施設に滞在してもらえるその日を待ちます。

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