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恩返ししたい人の話

そうそう。
サロンでやりたいことがみつかった、なんてつぶやいていたときに思い出した、私の仕事人生のこと。

入社2年目で会社の主幹部署に配属になりました。
端から見たら「抜擢」だったのかもしれませんが、上司との関係に手こずり、前向きに仕事ができない日々。先輩方のフォローのおかげで、何とか人間としてのかたちを保っていたような、そんな毎日でした。
憧れの都心に近く、大好きな街に住んでいましたが、当時は仕事のことで頭がいっぱい。しかも負の感情。思いっきり楽しめなくて、とても後悔しています。

仕事ができるようになって、その上司に認めてもらいたい。反面、毎日辛くて気持ちが持ちそうにない。そんなジレンマの中にいるより新しい刺激に触れたくて、とある企業の社会人インターンに応募しました。
採用面接では社長が自ら出てきてくださり、本業についてお話をしていたときのこと。
「上司は、選べないからねぇ」
その時は私の話を進めるため、共感していただいたように聞こえたひとこと。


ひとりになって振り返ったとき、違う意味を含む言葉なのではないか?とひっかかりました。

上司は、選べない。あなたはどうする?

耐える、訴える、気を紛らわす。いろいろやり方はあるけれど、正解は、幸せは、自分で作っていかなくちゃ。

そう思えた私は、その部署での仕事は経験と割りきり、会社中の仕事のできる先輩に近づいてみることにしました。笑顔で挨拶、ハキハキしゃべる、生意気かもしれないけれど思ったことを発言する。時々自分のつらさをネタにしたことで(笑)かわいそうがってくれ、かつかわいがってもらえるようになりました。

そんな活動が奏功し(?)他の部署の上司からお声がかかり、異動。そこで上司に大切に育てていただけたんです。仕事内容だけでなく社会人として必要なこともたくさん教わりました。

だから私は、あの社長のひとことにすごく感謝しています。変わるきっかけをくださり、ありがとうございます。SNSでご活躍の様子を拝見しますし、最近では同じオンラインサロンに参加されているとか。いつか、どんな形か分かりませんが、恩返しができたらなあと、密かに思っています。

#はあちゅうサロン #恩返し #仕事人生 #徒然

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