bななと呪いの姉妹
数年前のクリスマスイブの日。
巷では、カップルがあふれている。
そんな中、私は孤独であった。
だれも相手にしてくれる人はおらず、家で一人で過ごしていた
そんなときに電流が走った
(誰かとイチャイチャしたい!!)
何故唐突に思ったのかはいまでは分からない。
ただ、周囲の友人が性の時間を過ごしているのを黙って過ごしているわけにはいかないと思ったのであろう。
私は考えた。今から近くの風俗街に行くかどうするか。
それともこの気持ちを抑えようか
そんななか、数か月前の友人の一言が脳裏をよぎった。
「この辺に、外人のマッサージ兼ソープがあるらしいっすよ。しかも、めちゃくちゃかわいいみたいですよ。じゃけん、今度いきましょうね~」
今の状況、そこしかないやろ!!
この選択が今思えば大きな間違いであった。
そこからの行動は早かった。
早速サイトをチェック。
値段も安い。家からも数分の距離。
時刻はPM17時。友人たちもまだショッピングとかで街中で会う心配もないだろう。
すぐさま、電話して予約を取った。
「ナンジカラデスカ?」
受付の声はややおばさん臭い。しかし、気に留める事もなく電話で進めていった。
この時に気づけば違ったのかもしれない。
PM17時。予約場所について中に入った。
この時までは、うきうきでどんな子が来るのだろうと想像していた。
かわいい系かな?それともスレンダーかな?
なんて妄想もしていたと思う。
しかし、私は一度福岡の中州で小股に呪いをかけられていた。
その時以降、私は”女性と一緒に気持ち良くなる”と言う経験から欠如していた。
そんな不安も4割、期待6割で扉を開けた
そこで待ち受けていたのは
阿〇ヶ〇 姉〇 の片割れであった。
ドウモ、コンニチワ
私は一瞬どころか、かなりたじろいでしまった。
見た目は40代はあろうか。身長160~170cm 体型は中肉中背
私の希望は立たれた
しかし、あきらめるわけにはいかない。ここで逃げたら男じゃない
私は意を決意して中に入った。
戦いのゴングは始まった。
己と己との戦いである。
第1ラウンド お触り
お互いにお触りから開始。
ここの記憶は曖昧である。まずは、己の小股が元気になるかどうかである。
「顔を見ちゃいけない。顔を見ちゃいけない」
心の中でエヴァのシンジ君が語りかけてくる。
暫くすると、小股は元気になった。
俺の小股は反応をしめした。相手も反応を示した
第1ラウンドは勝利である。
まだまだ俺は戦える
第2ラウンド 攻防
ここまで来たら、お互い裸の攻防である。
こっちとら元気になってボルテージも高まっている。
いざ、戦い開始
攻防開始直後、脳裏をよぎった
今、幸せですか?
※細かすぎて伝わらない物まねより 「玄関を開けたらいる人」
分からない人は検索してほしい。
上に乗られても顔がどうしても目に入る。視界から消えさろうとしても、上でビートを奏でられたら視界に入ってしまう。
(このままでは負ける・・・)
姿勢を変えて再び襲撃。
上から攻撃を試みたが、上からだと顔ががっつり入ってしまう。
ここで私は元気を失い息絶えた。
「モウイッタノカイ?」
もう、これ以上の戦いは出来なかった。
ワイ:はい、行きました
女:イツモ、コンナモンカイ?
ワイ:はい・・・
これ以上の会話は不毛であった。
第2ラウンドは白旗でリタイアである。
そこからはそそくさと着替えて軽くマッサージ。
マッサージ中も顔がちらついたのと、なんでクリスマスイブにこんな思い出をしなければならなかったのかと涙が出そうであった。
お会計をして、外に出ると入ってから20分しか経っていなかった。
体験としては60分間隔だったが、時間というのはすごいものである。
私は、帰り道、俺の小股はもう使えないのかと思いながら家に帰った。
家に帰り。私はお気に入りのAVで小股の元気を確かめた。
すると、どうだろう。小股は元気に反応して勢いよく出た。
「俺の小股は元気やったんや・・・。」
再確認した時、涙が枕に落ちる感覚があった。
ここから数年。風俗に行っても戦うことができずに敗戦を続けてきた。
まさに、呪いの姉妹である。
※呪いから解放されるのは、また数年後(最近)のお話。
※書く意欲があれば記載します。
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