事業の「次の成長」にどう備えるか?
事業・ブランドの成長が一旦「踊り場」に行き着くと、次に何をしたらよいか分からなくなることがあります。ちょうど消費財業界で「スモールマス」と呼ばれる新興ブランドが、ここ数年の成功の結果、いま直面しているのがこれではないかと思います。それはスモールマスが出てきた当時の存在意義が薄くなっているように感じるからです。かつては「100人のうちの1人に好かれればよい」という割り切りや、それゆえのこだわりがあった。それが世の中のパラダイムを変える熱量だったと思います。スモールマスも成長すれ