この考えがまったく的外れであり、後に物笑いになることを切望する。

The change of civilization
~さあ、みんなで、もう一度文明を作り直そう~

勿論今は、非常時であり、ある意味戦争中なので、目の前の危機を回避することが最優先だし、その後のことなんか、見込み誤差が大き過ぎて考えるのは無駄かもしれない。
しかし、我々の一人一人が知恵を出し合い、想像を尽くし、この危機に対応していくことが必要だとすると、この投稿も、読む人の不安を煽り、考えの稚拙さ・間違いを糾弾され非難されることになったとしても、した方が良いと思い、敢えてする。
この一つの考えが全く的外れであり、後に物笑いになることを切望する。

新型コロナウイルスは、人類が繁栄しため

今回の新型コロナウイルスは、人類が繁栄し、今まで手が付けられなった地球の深層部まで開発の手を付けたためという説がある。
国立環境研究所五箇公一(ごかこういち)氏、生物・生態系環境研究センター生態リスク評価・対策研究室長の言。 https://mainichi.jp/articles/20200323/kei/00s/00s/016000c
たまたまか必然か、類似的な理由で、現在サバクトビバッタも大発生している。
https://wired.jp/2020/03/08/the-terrifying-science-behind-the-locust-plagues-of-africa/
バッタの場合は、その天敵がやはり大発生し、いずれ終息すると言われる。
日本の場合は、エントモフトラ属(ハエカビ属・ハエカビ目)のカビを始めとしたバッタの天敵が、結果として蝗害を抑えているとのこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9D%97%E5%AE%B3
大発生したものは、それを食料(栄養源)とするものが大発生し、数が落ち着くのが、自然の摂理。心が痛むが、現在、新型コロナウイルスでまず命を落とされていくのは、お年寄りや持病を持つ方々。
宗教や哲学の喩えのようだが、まるで、弱い人達から調整されているかのような符牒だ。

夏になってもウイルスの拡大が収まらない

情報は毎日変化するので、予測も日々修正されるが、新型コロナウイルスは、高温多湿になっても死滅せず、季節性の動物によって運ばれる訳ではないので、夏になってもウイルスの拡大が収まらない。
http://www.donga.com/jp/article/all/20200225/1988605/1/%E3%80%8C%E6%9A%96%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%81%AF%E6%B6%88%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E4%BA%88%E6%B8%AC%E3%81%AF%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86%E3%81%8B
ワクチンがすぐにできても、インフルエンザのように耐性ができ変異していくので、毎年流行する。https://kadobun.jp/feature/interview/9yhcdzonav40.html
つまりは、これから永遠に、人類は、コロナウイルスと生きていくことになる。

クラスターであろうと、1人であろうと、他の人に接触しない

そうなると対策はどうなるか。
社会としては、ウイルスを死滅させられないとすると、伝染っていない人に感染させないことしか打つ手はない。
クラスターであろうと、1人であろうと、誰が保菌しているかわからない状態では、他の人との接触感染を防ぐしかない。
・家から出ない。
・移動しない。
・人とは接触しない。
緊急事態宣言やロックダウン、外出禁止などの言葉は、行政施策の呼び名であって、どうでもよい。
生活者の行動として、行うべきは上記になる。
人は、社会性の動物。しかしその社会性を封じることになる。

ある程度の安全性が想定できるクローズド生活圏での生活

既に接触済みの、ある程度の安全性が想定できるクローズド生活圏で生活することを社会の基本とする、新しい規範作りだ。
勿論クローズド社会の中でも、感染の怖れもあるだろうし、免疫ができても再度感染するという情報もある。
https://wired.jp/2020/03/01/did-a-woman-get-coronavirus-twice-scientists-are-skeptical/ 
しかし、全く単独で生きていくのは不可能だ。一人一人、完全に単独で人は生活できないので、最小の循環型経済圏を携えたクローズド生活圏の構築を考える。
すると、こうなる。
・仕事は毎日はしない。仕事をしなければいけない時だけ仕事をする。
・通勤はしない。通学もしない。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200329/k10012356081000.html
・公共交通機関は使わない。
・旅行はしない。
・宿泊施設は使わない。
・レンタルやシェアは使用しない。
・人との距離を空ける。
・握手、ハグ、キス等しない。
・集団や群衆に入らない。
・密閉した空間にいない。換気をする。
https://forbesjapan.com/articles/detail/33080
・・・・・

冬眠していては永久に目が覚めない

これは、不要不急以外の通勤、通学、公共交通機関、宿泊施設、シェア・ビジネス、レンタル・ビジネス、イベント、飲食施設、対人対物活動を自粛することとなる。
しかも、緊急事態と言った1~2か月間のことではなく、ほぼ半永久的にその状態が推奨される。
本日(2020.3.30)に、NEWS PICKで、星野リゾートの星野佳路社長が「ロックダウン時の対策は、観光産業はシャットダウンするしかない。ツキノワグマが冬眠するように、体温を下げ、消費エネルギーを最小にすることではないか」
https://newspicks.com/news/4766335/ と言われたそうだが、まだもう少し厳しい。
GDPが、前年度の10~30%になり、それが数年続いた場合、冬眠していては永久に目が覚めない。
次の、新しい文明を、作り直そう。

セル(細胞)単位での活性化が必要な重大な局面

◎まず、人類全員の所得が減少する。
◎すべての金融商品・金融資産が信用できない。
◎生活必需品というより、生命維持のための物資を、まず生産しないといけない。
◎全員が自給自足できる訳ではないので、手分けをして、生存物資を生産し始めよう。
◎感染が再拡大しないように、お互いの健康状態や生活スタイルを知った人達でクローズドの循環型経済圏を創る。
◎物々交換に近い農産物、酪農品、海産物、衣料、医療、治安、交通、流通、教育、福祉、ケア、住居等を助け合う互助的な機能を完成させる。
・・・・・
それぞれの地域は無数の特性があり、1つとして同じところはない。
特性が違うので、それぞれに適合したきめ細かい互助的な政策は、中央集権では作れない。
今こそ、地方、地域、市町村と言った各地域の特性を知り尽くしたセル(細胞)単位での活性化が必要な重大な局面ではないだろうか。

企業や国や生物の群れは、合従連衡を繰り返し繰り返し生き延びてきた

人間以外の多くの動物や、そして、昔の人類は、子供は親の物ではなく、所属する集団の物だった。男は漁や狩りや農耕に出かけ、女がその他の仕事をしている間、手分けをして、子供の面倒を見た。誰彼の子ではなく、子供はみんなの宝なので、皆で面倒を見たと言う。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=331189  https://globe.asahi.com/article/12508095
https://kibashiri.hatenablog.com/entry/20130530/1369884502
今は、そういう、地域環境に適応した小集団で一致団結し、それがハニカム構造のように全体を構成し、集合体として日本を再構築していかなければならないのではないか。
https://iec.co.jp/media/corner/mathematical_viewpoint/01

インターネットが発達した時に、国境は無くなるのではないかと思った。
しかし、逆に、民族や国家の求心力が強くなり、独立運動や非グローバル化が強くなった。
今回のコロナ禍によって、より、小さなユニットで、さらに個の流れが強くなりそうである。
しかし、また、ここで復活を遂げた後に、コミュニティ同士が流通し合い、グローバル化を目指せばいいのではないか。企業や国や生物の群れは、今までそういった合従連衡を繰り返し繰り返し生き延びてきた。

まるで宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』

しばらくは、まるで宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』の世界のようだ。
人類はかつての繁栄を覚えており、その遺産を使って文化的生活をつないでいる。
しかし、かつての人類の文明の負の遺産のために近代的な生活は放擲され、各地で農耕的な生活を営んでいる。
移動は制限されている。移動によって運ばれる腐海の胞子は人の寿命を蝕む。
その中で、どうやって、次の文明を培っていくのか。全員が新たな環境を悲観せずに受け入れ、ナウシカのように希望を持って、小さなクローズド生活圏でお互い励まし合いながら成長していくしかない。
最悪は、まさにナウシカの世界のように、大国同士が放火を交えることだ。コロナを他国のせいにして利を得ようとする大国の動きに警戒だ。その衝突は、破滅にしかならない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%AE%E8%B0%B7%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%82%AB

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