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2020年を振り返る


気がつけば激動の1年もあっという間に過ぎてしまった。
新型コロナウィルスで、疎開的に山陰地方への旅から始まり、帰宅後の自宅引き篭もりを経て、秋には母親のお墓参りを絡めた東への旅と繋ぎ、気がつけば子宝に恵まれるという、長い人生の中でも中々に激動な1年になったように思う。いくつかにカテゴリー分けして振り返ってみる。

・投資
振り返ってみると年初はそこまで特別でもなかったように思う。
2月頃に謎に相場が弱くなり始め、中国で流行る謎の肺炎が原因ではないかと思い始める。
ヘッジの両建てから徐々にショートに寄ったポジを組んで、3月の暴落をやり過ごした時点では約1600万程度の利が出る。

と、ここまでは良かったが、リーマンショックのような下落を想定したその後の展開が全く噛まずに絶好のリバウンド局面をほぼ無利益でやり過ごす。
そして、それがマインドを腐らせ二番底警戒の下げを取りに売り向かっては玉砕を繰り返す。今思えば各国の金融ジャブジャブ政策では株価を下げる肯定的理由は何も無く、ショートの大義は「こんなの絶対おかしい」だったので、必然的な負けだったなと改めて思う。

買いに関しては失敗もあったが概ね想定の範囲内。リバウンド局面はグロースはZUUに掛けて、後はバリューやカタリストや資金の行き詰まりからのクソ株に掛けてたので、狙い自体は悪くなかったように思う。資金の引き上げや握る力が、腐り行くマインドによって鈍らされた事が不調に繋がったのだろうと。課題の見えた1年だったように思う。

終えてみれば年間の収益は約ー400万と、もっと4桁以上負けてたイメージだったのに対し、この程度で済んだ感があったが、ピークからは2000万減らしているという現実、そしてリバウンド局面の機会的損失が計り知れないので、この反省はしっかりと次に活かさないといけない。
ザラ場を見過ぎて短期投機目線が強めになってしまったのも、今後の投資の時間軸を考え直す必要性に迫られる。生き残る為にまだまだやるべき事はやらないと。

・稼働
パチンコパチスロに関しては、コロナで稼働時間自体は例年よりも少なかったものの、攻略的な目線だと色々と面白かった機種も多く、模索もかなりやった1年だった。
こちらも投資同様に大ネタを取り逃がしているので大いに反省しなくてはいけないが、実った物もあるので、自分の中では及第点としておく。

このところ、デジパチの平打ち稼働で手抜きガチになったのを反省し、年末にアナログ本気稼働をしてみたら思いの外結果が出せたので、来年はしっかりと稼働もしようと思う。
健全に稼働でも稼ぎつつ、投資の方も結果が出せるのが理想ではあるけども、そんなに上手く行くかは来年の自分の頑張り次第なのだろうなと。

・プライベート
奥さんの妊娠がやはり1番のインパクト大きく、色々と人生観の修正を迫られた。
本当ならばもっと前から考えておくべき事なんだろうけども。
やはり実際に現実味がないとフワッとしか考えられないというか、おそらく実際に子供が生まれて来てからも想像と現実のギャップはあるのだろうから、今は考え過ぎても意味は無いのかなと思いつつ、心の準備はしているというような感じ。
奥さんが病院に行ってお腹のCT画像を撮って見せてくれる度に、本当に生まれるんだなと実感している。

コロナ禍での出産は平時と勝手も違うらしく、医療体制的に出産時は面会も最低限しか出来ないそうで、自分が出来る支えは何だろうかと考えつつ、来る日を待ち望んでいるというのが正直な気持ち。
中々できる体験ではないので、少しの機微でも記憶に留めながら日々過ごしていければなと。

・旅について
山陰地方の特に島根県は個人的に忘れ難く、とても良い処だなと思った。
中々簡単に行けるところではないけれども、食べ物は美味しく、田舎の良い意味で長閑(のどか)で人も良く、観光的見所も多々あった。
とあるお店の仁多米のおにぎりが感動するぐらい美味しくて、3回くらい食べに行ったのは良い思い出。
宿泊施設や飲食店でほぼ嫌な思いをする事無く、コロナでなければもっとゆっくり居たかったのが心残りだった。また機会があったら行ってみたい。

後、秋口に地元に帰った際の旧友の言葉に救われた気がした。
小学校の頃からの旧友とのお酒の席の何気ない会話で、自分が大阪に引っ越す時の事を話した際に、本当に自分の中では色んな葛藤あって決めた事だったんだけども、それを理解してくれていた事が本当に心から嬉しかった。
詳細なんて何も話してなかったけども、その決断自体で全てを察してくれていた。長い付き合いだからこそ解って貰えてたんだなと。

旅先での思い出は他にも多々あるのだけども、
自分は本当に出逢いには恵まれているなと、改めてしみじみ思う。
絡んでくれた方々に本当に感謝しています。いつもありがとうございます。


来年はどんな一年になるだろうか。
正直全く想像もつかないのだけども、自分がやるべき事と自分がやりたい事の両立をどうするべきなのかが課題なような気がする。
まだまだコロナの杞憂も終わらない余談の許さない時期は続くけれども、来年も無事に過ごせる事を願いつつ、1年の締めくくりとしたい。

大変な一年でしたが本当にお疲れ様でした。
良い年が迎えられますように。

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