望み階段

 noteの更新、1年以上空いていたらしい。中学生の頃は毎日ブログを書いていたのに、あのときの僕はどこへいったのやら。別に更新するのは仕事でもなく義務でもなく、自分のやりたいときにやればいいだけの話で、それがたまたま今日だったということ。

 僕は今年度4月から私立小学校の教員として働いている。中高数学の教員免許を去年は必死になりながら取得に向けて勉強していたが、いきついた先は小学校。なんという不思議な結末。

 とはいえ、僕ば小学校に辿り着いたことを非常にポジティブに捉えている。というのも、中学校・高校をターゲットに就職活動をしているときに、ある学校の先生から「あなた、小学生の方が向いているかもね」というフィードバックをいただいた。当時は「えー、今更そんなこと言われても遅いよ〜。小学校の免許を取るためにまた勉強するのは非現実的だなぁ」と思ったが、この一言はずっと僕の中に残っていた。なぜなら、自分でもそんな気はしていたからだ。

 そんな矢先で弊学の求人にたどり着き、あれよあれよという間に採用。そして今は小学生と毎日楽しく過ごし、一緒に勉学に励んでいるわけ。

 そんな、子どもたちとのドタバタな日々から一転、現在は16連休の3日目である。時間に余裕ができたのも、noteを書く要因となっているのかもしれない(多分、きっとそう)。

 おかげさまで日々忙しく過ごしていたので、最近は休みの中で頭と心が整理整頓されている気がする。自分のやりたいことが非常にクリアになっている。数学、英語、FP、会計、読書、ランニングなど、たくさんのことを1日にしている。頑張りたいことをちょっとずつ消化している最中である。

 あと、連休初日に一緒に遊んでくれた人からたくさんエネルギーを貰ったことも、きちんと頑張れている理由だと思う。その人は僕のことを「努力のできる人・すごい人」だとおっしゃっており、僕自身はまったくそんなことないという風に思っている。このままだと、いつかその人に「なーんだ、そんなもんなんだ」と思われかねないので、それを避けたいという気持ちも働いている。今の自分にとってはかなりプラスな刺激なので、僕のことをそんな風に尊敬してくれていて有難い。

 とはいえ、この人と連休初日に遊べたこともなかなかの巡り合わせで、多分、今年の5月あたりではこの人と会おうなんて思わなかっただろう。そう考えると、連休初日に会うことができて、とても素敵な世界線に来たなぁという気持ちでいる(これからも素敵だとは限らないが)。

 今日思ったことは、「今望んでいることがうまくいかなかったとしても、その先にもっと素敵なことが待っている」ということ。

 これまでの人生、朽ち果てていった望みも数多くあるけど、その都度新たな望みが生まれてきた。その目の前にある・出現した望みたちを叶えようとして辿ってきた結果、今の現在地に至るということなのだろう。なんとなく、階段のようなイメージがある。古い望みから新しい望みへ登っていく感覚。人生ってなんとなく「積み上げていく」イメージがあるから、階段がしっくりくる。

 もちろん、口を開けてただ待っているだけでは望みは出てこない。ふとした瞬間に出現した望みを見逃さずにモノにする観察眼、行動力が必要になる。

 数少ないチャンスを大切に。もう25歳8ヶ月。人生そんなにチャンスは残っていない、という気持ちで、1日1日を大切に生きていく。

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