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[NFL]4週目パワーランキングを見てごちゃごちゃ言う

3週目終わりました。
おもしろいですね。
わたしのフェイバリットアプリ「ブリーチャーレポート」の4週目パワーランキングがわりとボロクソ言っていて面白かったので抜粋します。

32位:テネシー・タイタンズ(↓3)

「リービスをルドルフに変えたところで急に強くなることはないが、それにしてもリービスの判断力はひどい。このままいくと来年のドラフトの上位指名権を獲得できるので、真剣にQB探しをするべきだ」

ランキング最下位のQBはこう言われる運命ですよね。試合に出てないルドルフ含めて。。。

31位:ニューイングランド・ペイトリオッツ(↓3)

「攻撃陣のひどさの責任はブリセットにはない。ブリセットをメイに代えたところでペイトリオッツは勝てない。そうしたところでドレイク・メイに最悪の攻撃ユニットを引き継ぐだけのことだ」

こちらは打って変わってブリセット擁護です。
まあそうかもなーって感じです。
ちなみにメイは3週目の最後にちょろっとだけ出てやっつけのようにプレーを終わらされました。

30位:カロライナ・パンサーズ(↑2)

「過去20試合のうち3試合しか勝っていない欠点のあるチームであることに変わりはないが、少なくともこの1週間は、パンサーズはほんもののNFLチームであるように見えた」
「昨年のドラフトでCJストラウドよりも先にヤングを指名しようと行ったトレードアップはドラフト史に残る最悪の決定のひとつになる可能性がある」

ダルトンが結果残したせいで先週出てないヤングがやり玉に挙げられることになってしまいました。
ヤングは戻ってこれるんですかね?シャーロットでのヤングのチャレンジはすでに終わってしまった可能性があります。

29位:ジャクソンビル・ジャグワーズ(↓2)

「トレバー・ローレンスが外野の騒音を気にしていないと言っていることは良いことだ。なぜならこの騒音は今後さらに大きくなるから」
「ローレンスは昨年から8連敗している。そして来週の相手はヒューストン。状況はさらに悪くなる」

大型契約をしたばかりのローレンスなだけにこういわれても仕方ないですね。
QBの大型契約には「負けたらボロクソ言われる手当」に入っている気がしています。
ただローレンスひとりが悪いのか?って点については

「バッファロー戦に関してはローレンスひとりの責任ではない」

とのことです。

28位:ニューヨーク・ジャイアンツ(↑3)

「日曜日に勝利はしたものの、これはジャイアンツが優れているというよりブラウンズが酷いということを物語っている」

こちらは期待値が低かったということなのか、お手柔らかな感じです。
まあマリク・ネイバーズはかつてのOBJよろしく希望と言える逸材ですよね!

27位:デンバー・ブロンコズ(↑3)

「とても優勝候補だと認めるわけにはいかないが、いくらかの希望は出てきた」
「ボー・ニックスがきちんと試合をコントロールし、ターンオーバーを喫することがなくなればデンバーは勝てると証明できた」

こちらも掌がえしっぽいコメント。
わたしはニックスに限らずほかの2人のルーキーについてもまだまだ懐疑的です。
ただニックス以外の要素、主にディフェンスについて、デンバーはシーズン前の評価より格段に良い感じなんじゃないかと思ってます。優勝候補とまでは言い切れませんが。。。

26位:ラスベガス・レイダーズ(↓5)

「このチームはどういうわけか早くも岐路に立たされている」
「レイヴェンズに勝ち、賞賛されたチームはわずか1週間でパンサーズに敗れるという恥をかいた」

アンディ・ダルトン率いるカロライナの前に無残に敗れたこのチームに向けられる視線は厳しいようですね。それでもいつもセットで語られる同地区ライバルのデンバーより上位なのはレイヴェンズに勝っているからってことなのでしょう。
まだ読んでないのですが、さっきQBがオコンネルに代わるかもみたいな記事の見出しを見ました。
まあ予想できなかった展開というわけではないですよね。

25位:シカゴ・ベアーズ(↓1)

「全体1位指名選手は、ディフェンスの認識、スナップの後の処理、ターゲット探しに苦労している~(中略)~これらが平均に満たないオフェンスラインの能力と相まってこのルーキーをプレッシャーにさらし続けている」

シカゴと言えばケイレブ・ウィリアムズですが、ここまでの評価はシーズン前ほど芳しくはないようです。それでも3週目のパフォーマンスはこれまでよりはるかにましとの見方がされているようですね。
でもこのチームディフェンスいいですよね。
そこそこ行くんじゃないかなって思ってます。

24位:マイアミ・ドルフィンズ(↓3)

「ワドルとヒルがいなければタゴバイロアはこれまでのような成績を残せなかったかもしれないが、一方でタゴバイロアがいない限りマイアミのオフェンスは機能せず、オフェンスが機能しないマイアミは怖くない」

さて・・・QBがふたりもいなくなったマイアミ。ティム・ボイルとタイラー・ハントリーがいるのでPSから誰かを昇格させて・・・みたいな動きはなさそうなのですが、ファンの中には「ボイルとハントリーなんているうちに入るか!!」という思いを抱く人も少なくなさそうですよね。
いまこそタネヒルの出番なのでしょうか????

23位:シンシナティ・ベンガルズ(↓8)

「ザック・テイラーHCは求人広告を見始めるべきだ」

酷い言い草・・・。
でも今年のシンシナティはどうも勝てる試合を勝ててない感じがしてます。
必要なのは気持ちの立て直しかもですね。

22位:クリーブランド・ブラウンズ(↓2)

「ワトソンの獲得はNFL史上最悪のトレード劇だったし、チームは(うすうす気づいてるくせに?)そうじゃないと言い張るのはいい加減やめたほうがいい」
「攻撃の活性化のためにウィンストンの起用を考え始めてもよい」

QBワトソンに対して手厳しい評価です。
ファンにしてみれば昨シーズン終盤にチームを救ったフラッコをみすみす手放したのもワトソンの獲得が失敗だったと認めたくないからってな具合に見えますよね。
アナリストの言うようにウィンストンに賭けるというのは選択肢としてありなんでしょうか???

21位:インディアナポリス・コルツ(↑4)

「リチャードソンの才能は素晴らしく、良い経験を積んでいる。その一方で今はチームごと耐え忍ぶ時期を迎えている。ただディフェンスがうまく機能しているコルツは負かすのが難しい相手だ」

QBのリチャードソンについては肯定的な評価のようですね。
ただこのチームのオフェンスの現状のキープレイヤーはジョナサン・テイラーですよね。オフェンスに関しては彼次第ってとこがあると思います。
ディフェンスはそうですね。。。あまり印象ありません。

20位:アリゾナ・カーディナルズ(↓2)

「カイラー・マレーとマービン・ハリソン・ジュニアのコンビはまだ発展途上だが、いずれリーグ最高のコンビになる可能性はある」
「ダリアス・ロビンソンが復帰すればディフェンスは強化される。そうなればこの地区を勝ち抜けるかもしれない」

負け先行ではあるもののアリゾナの評価、とりわけオフェンスの評価は高止まりしています。
3週目にはマービン・ハリソン・ジュニアの才能が爆発した感もありますよね。
NFC西はちょっと目が離せないですね。

19位:アトランタ・ファルコンズ(↓2)

「1勝2敗ではあるが、アトランタのオフェンスは週を追うごとに向上している。カーク・カズンズはロンドンやムーニーと信頼関係が築けている」
「トップ10圏内に入るのは時間の問題」

かなりの高評価ですね。
ここで名前が挙がっている3人に加えてカイル・ピッツ、そしてバイジャン・ロビンソンの2人もかなり強力なプレイヤーだと思います。
若いスキルプレイヤーたちを老獪に操るカーク・カズンズってのもまた絵になるじゃないですか。

18位:ワシントン・コマンダーズ(↑8)

「ワシントンに問題があるかと問われればイエスだ。おそらくプレーオフ進出も厳しいだろう。だがジェイデン・ダニエルズはカーク・カズンズが抜けて以来このチームにはなかったフランチャイズプレイヤーの要素を全て備えている」

そういえば有馬隼人さんも「今年もあたりは2位」みたいなことを言ってましたね。
ちょっとしか出てないメイも含めて苦戦するルーキーQBたちの中で「ダニエルズだけはいけてる」と感じている人は少なくないと思います。
ただこのアナリスト氏のコメント、どうですかね???
いや、アレックス・スミスも十分にフランチャイズプレイヤーの要素を備えていたと思いますよ。もっとも、ケガしてあんまり出てないからダメ、といわれりゃ返す言葉もありませんが。。。

17位:ダラス・カウボーイズ(↓5)

「カウボーイズは『ポストシーズンに弱い』という評判を覆すことはできないだろう。なぜなら今年はポストシーズンに進めそうもないからだ」

はい。言われちゃいました。
オフェンスに関して言えば懸念されていたエースRBの不在というのが響いてる感じがしますね。オフェンスラインもあれなんでしょうけど、それよりもRBですよね。
パスのほうは絶好調なだけになんともかんともです。
でも最後帳尻あわせてくるような気はします。

16位:ロスアンジェルス・ラムズ(↑7)

「カイレン・ウィリアムズがヘビーワークにどこまで耐えられるかは疑問。カップとナクアの不在をランで埋めようというのであれば、ブレイク・コラムなど2番手以降のRBをもっと活用すべき」

案外評価が高いラムズです。まさかアリゾナより上だとはね。
わたし的にはちょっと厳しいかなって感じてます。今後の上昇要素がエースレシーバーふたりの復帰くらいしかないような気がして。
同地区のほかの3チームに比べればちょっと見劣りする感があります。

15位:ボルティモア・レイヴェンズ(↓1)

「もっとヘンリーを活用すべきだ」
「ヘンリーがスクリメージライン付近を制圧できれば、相手ディフェンスはそれをケアしようとし、ミドルとディープにスキが生まれるはず。そうなるとラマー・ジャクソンのパスが脅威となる」

連敗でずるずる評価を下げたレイヴェンズですが、ダラスに勝利したことでようやく一息といった感じのようです。
このチームは「期待してたけどダメだった」ではなく、「力はあるはずなのになぜ」という評価のようですね。
AFC北地区は激戦区ですが、結局このチームが強そうな気もします。

14位:ロスアンジェルス・チャージャーズ(↓1)

「ジム・ハーボーは確実に成果を収めつつある」
「ただしケガの問題は毎年このチームを悩ませる。ジャスティン・ハーバート、ラショーン・スレイター、ジョー・アルト、ジョーイ・ボサのケガが長引けば、チャージャーズは苦しい立場に立たされるだろう」

チャージャーズは思ってたよりだいぶ良いチームだと思います。
ただ確かに主力級のケガが気になりますね。それでも地区2位にはなれるんでしょうけど。

13位:ニューヨーク・ジェッツ(↑3)

「攻守バランスの取れたフットボールとロジャーズの存在により、ジェッツは AFC 東で大きな影響力を持つ可能性がある」

CJストラウドを除く若手QBがいまいち危なっかしいのと対照的にベテランQBたちは抜群の安心感を見せてますね。
3週目のアーロン・ロジャーズは久々に見た「いつものロジャーズ」で安心感抜群でした。
個人的にジェッツは東地区を制し、スーパーボウルをうかがえると思ってます。もちろんロジャーズがいるからです。

12位:サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(↓6)

「ナイナーズにディーボ・サミュエルやジョージ・キトルがいなかったのは確かだ。だがそれでも、ジェニングズのパフォーマンスにより先週41-10で敗れた負傷者だらけのチームを負かすに十分だったはず」
「再びプレーオフ上位に行くために必要なのは守備の集中的強化だ」

ナイナーズもずるずる評価を落としてますね。まさか3週目までに2敗を喫するとは本人たちも思っていなかったでしょう。
ナイナーズのこの時点での負け先行はNFC西をほんとに面白いものにしてますし、ナイナーズほどのチームが簡単に勝てないというのもまたNFLの面白さだと思います。

11位:タンパベイ・バッカニアーズ(↓4)

「先週のタンパベイはエリートチームと呼ばれる寸前まで行った」
「にもかかわらず今週はポストシーズンに進出できそうもない中堅チームのような戦いぶりだった」

タンパベイもまた意外なスタートダッシュを決めたチームの一つですね。
特に2週目にいまや強豪のデトロイトに勝ったのにはおおっと思わされました。
でもこの戦評の通りの3週目、負けた相手が悪い。点を取れなかったのも悪い。なんとなくデトロイトに勝った貯金を一晩で使い果たしてしまった感があります。
しかもここから10週目くらいまではフィラデルフィア、ボルティモア、アトランタ、チーフス、ナイナーズといったちょっとやりづらい相手とばかり当たります。この地獄の中盤戦を何勝できるかがカギになると思います。

10位:ニューオーリンズ・セインツ(↓6)

「日曜日にフィラデルフィアを相手に敗戦したチームは開幕2週間で話題になったチームとはまったく違うチームに見えた」
「先週セインツをトップ 5 に位置づけたのは早計だった可能性がある」

上位ランクチームでも負けりゃこんなふうに言われます。
開幕2週間で見せた「ハイパーオフェンス」は3週目には鳴りを潜めましたが、だからといって確変終了かどうかはまだわからんな、というのがわたしの感想です。
思えばデレック・カーというQBは若い頃から評価にムラがある選手でしたよね。勝てば絶賛され、少し負けるともう終わりだみたいに言われ、、、NFLのスターターQBってのはそんなもんかもしれませんが、少し気の毒です。

9位︰グリーンベイ・パッカーズ(↑10)

「マット・ラフルアーが真に優れたHCであることに多くの人が気づき始めている」
「ウィリスはラフルアーのプレーコールによってその(テネシー時代にはまったく見せることができなかった)長所を存分に活かしている」

評論家のみなさんはラフルアーのことばかり言ってるのでわたしはウィリスのことを。
こないだグリーンベイに来たばかりのウィリスは完璧な仕事をしていると思います。ただ彼自身も気づいているように、いま彼がいる場所は彼がどれだけ活躍しようといずれジョーダン・ラブの場所になります。
その代わりウィリスはおそらく別の場所を手に入れるでしょう。ウィリスのような堅実なQBがいれば、、、と考えている他チームの関係者は多いでしょうし、3週目の対戦相手となったテネシーなどは特にそうでしょう。
ここまで派手さはなくともジリジリと前進し、ボールを失うことなく相手陣への進出を繰り返すウィリスと、ここぞの場面で魔法でも使わない限り成功しないようなパスを投げ続けるレヴィス。テネシーに必要だったのはどちらだったのか。

8位︰ヒューストン・テキサンズ(↓6)

「日曜日の試合は彼らにしては雑すぎた。すぐに忘れたほうがいい」
「日曜日のような試合をしたとしても同地区他チームのレベルを考えれば彼らの有利は動かない」

この日曜日の相手はミネソタでした。
評論家たちの言う通り、彼らは強いチームだと思います。わたしの見立てではAFCを制するのは彼らかジェッツだと今でも思っています。
ただこのところの反則の多さはやっぱりいただけない。
リズムだとかモメンタムだとかそういう要素を抜きにしても反則でいちいちフィールドポジションを下げるというのは、自分たちの選択肢を狭め、体力的な疲労を生みます。
彼らのようなクリエイティブなチームにとってこれは呪いのようにのしかかってくる可能性があります。

7位︰シアトル・シーホークス(↑3)

「彼らのパスディフェンスの好調さには、対戦相手であるボー・ニックス、ブリセット、トンプソンとボイルの影響があることは否めない」
「にも関わらず彼らのディフェンスが昨年より進化していることは疑いようがない」

シアトルの3連勝とNFC西地区首位は今シーズン序盤のビッグサプライズのひとつであると言われてますが、相手を考えるとこれはあり得たことなんじゃないかなーと思います。
ただ、その内容は確かにサプライズと呼んで良いかもしれませんね!
評論家の皆さんが評価するディフェンスもそうなのですが、若手ベテランが同時に本調子になった感のあるレシーバー陣もなかなかのものだと思います。
今後が楽しみです。

6位:ピッツバーグ・スティーラーズ(↑5)

「ここ数年のピッツバーグは平均的なQBさえいれば優勝できると思われてきた。そしてこの日曜日のジャスティン・フィールズのプレーは平均以上だ」
「トムリンHCが今後フィールズに代えてウィルソンを先発させることを正当化するのは難しいと思う」

フィールズ絶賛です。
わたしは最初の2試合の印象が「言うほどか?」って感じだったのであまりピンと来ていないのですが、QBがぱりっとすれば十分強いチームだというのには賛成ですね。
今後待ち受けるレイヴェンズとの対決が楽しみです。

5位:フィラデルフィア・イーグルズ(↑4)

「カウボーイズの混乱をよそに、フィラデルフィアがNFC東地区の盟主であることは明白だ」

けが人が気になります。ただ評論家たちが言うように、けが人が出てもハイパフォーマンスを見せたことは注目に値するのでしょうね。
ただそういうのも含めてムラがあるチームと言えばムラがあるチームだと思います。

4位:デトロイト・ライオンズ(↑1)

「アリゾナに勝ったものの、攻撃陣には何かしらの問題があるように見える」

4位なので最上位クラスです。なのですが、シーズン前のイメージからすれば少し物足りない感じがするデトロイトです。
攻撃陣の問題というのは何なのでしょうか?自慢のパス攻撃があまり機能しているように見えないこと?ですかね。。。
確かにもう少し派手に点を取るような想像はしていました。

3位:ミネソタ・バイキングス(↑5)

「サム・ダーノルドが率いるミネソタ・バイキングスはNFLでいま最も勢いのあるチームだ」
「サム・ダーノルドはケビン・オコンネルHCの思想に溶け込んでいる」

ミネソタの強さの源泉がダーノルドにあるのかどうかはわかりませんが、多くのファンは先週のダーノルドの負傷が大したものでなかったことに胸をなでおろしているでしょう。
マリク・ウィリスやジーノ・スミスを見ても思うのですが、プレイヤーの才能、特にQBの才能ってのはコーチとの出会いで花開きもするし咲かずに枯れもするものなのでしょうね。

2位:バッファロー・ビルズ(↑1)

「オフシーズンにバッファローの攻撃力について懸念の声があがっていたが、今となっては笑い話のように思える」

わたしも懸念の声をあげてました。
いやはやもうしわけない。

1位:カンザスシティ・チーフス(ー)

「彼らは自分たちがいかに特別かを示し続けている」

わたしはカーソン・スティールのファンです。

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