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[NFL]2027年の各チームQB予測(AFC編)

2025年ドラフトに向けてすでにいろいろな情報が出回っています。
どうもディフェンスタックルとディフェンスバックの当たり年という雰囲気がありまして、両ポジション併せて1巡で10人以上が指名されるという予想が多いみたいですね(そういや今年の1巡DTは1人だけでした)。

一方でQBが不作との噂が前々からありますが、それでも3人くらいは1巡で指名されそうな雰囲気です。
ただ来年指名対象のQBはいわゆる「育成枠」だろうという話もありまして、2026年シーズンあるいは2027年シーズンを見越してという指名になるかもといった話も多く出ているようですね。

そんなわけで2025年ドラフト考察(というほどのもんでもありませんが)の序章ということで、2027年の各チームのQB事情予測をしてみたいと思います。
まずはAFC編です!

バッファロー・ビルズ

現エースのジョシュ・アレンとの現契約があと2年残っています。
2023年まで通りの活躍を続けていればどこかで契約延長を勝ち取っている可能性もありますが、ただ彼も2027年には31歳。本人も言っているように、2023年までのプレースタイルのまま活躍を続けるのは難しくなっているでしょう。
とは言え2025年に慌てて有望なQBを確保するって話にはならない気がします。

マイアミ・ドルフィンズ

現エースのタゴバイロアは新契約交渉進行中と伝えられており、これがうまくまとまると2027年にはあと3年の契約を残しているということになります。
その時点でもまだ29歳。当面安泰っぽいです。

ニューイングランド・ペイトリオッツ

ドレイク・メイが3年目を迎え、未来を盤石なものにしているか、あるいは契約延長正念場を迎えているかといった感じでしょう。
AFC東は以後数年かなりハイレベルな地区になると予想されるため、メイが「次世代のブレイディ」とのパーセプションを得るのはけっこう難しい気がします。
2026年シーズンにプレーオフに進出できなければきっとまわりがごちゃごちゃ言い始めるでしょう。

ニューヨーク・ジェッツ

2027年開幕時点で契約が残っているQBはいません。
現エースのアーロン・ロジャーズの契約は今年いっぱいですが、2027年時点で44歳。大型契約が結べるでしょうか?
2025年ドラフトで未来のエースを確保するという選択肢は現実的です。
でもそのためにはかなり思い切ったトレードアップが必要になる気もするんですよね。。。

ボルティモア・レイヴェンズ

2027年には30歳のラマー・ジャクソンの契約が最終年を迎えます。
当然その前に契約延長という話が出てくるでしょう。
彼以上の逸材は簡単に見つかりそうもなく、2025年、2026年のドラフト上位でQBを指名する理由はありません。

シンシナティ・ベンガルズ

絶対的エースのバロウが31歳を迎える2027年、まだ契約は3年残っています。
よほどのことがない限りバロウの次を考えねばならない事態にはならないでしょう。

クリーブランド・ブラウンズ

32歳になるデショーン・ワトソンとの長い長い契約が切れたところ。
普通に考えてワトソンがそのまま残る可能性は低いでしょう。
2024年シーズンが芳しいものにならなければ、2025年ドラフトで上位QBを指名する可能性はあります。

ピッツバーグ・スティーラーズ

2027年には現エースのラッセル・ウィルソンは39歳。2024年シーズンのでき次第ではありますが、現役を退いている可能性も低くありません。
2番手のジャスティン・フィールズはその時点で28歳とちょうど脂がのり切っている時期を迎えていますが、2027年に彼を起用することを視野に入れるためには2024年中に契約更新をせねばなりません。そしてこの内容によってはラッセル・ウィルソンとの関係を損ねてしまう可能性もあるのです。
いずれにせよ2025年にQBをドラフトする可能性は高くありません。万が一1巡上位の指名権を得られたとしてもディフェンスポジションのためにそれを行使するはずです。

ヒューストン・テキサンズ

現エースのCJストラウドは2027年の時点でまだ26歳。それまでに大型契約を勝ち取っているでしょう。
当分QBを上位指名する必要はありません。

インディアナポリス・コルツ

現エースのアンソニー・リチャードソンの5年目オプションが行使されていれば2027年シーズンいっぱいはコルツにいることになります。
2024年シーズンが終わった時点で新契約という話になるのかどうかがカギですが、そのためにはよほどの大活躍、たとえば地区優勝などが必要となる気がします。ちょっと厳しい条件ですよね。
2025年はさておき、2026年には新しいエースQBを、という空気が生まれる可能性は十分にあります。

ジャクソンビル・ジャグワーズ

先ごろ締結された噂の大型契約によって28歳のトレバー・ローレンスにはあと4年の時間が残されています。
賛否両論の大型契約ですが、決まったもんはしょうがない。このままローレンスと一緒に突っ走るしかないでしょう。

テネシー・タイタンズ

現エースのウィル・リービスは地味に1巡指名ではないため、契約延長が行わなければ2027年にはFAになります。
そして契約延長が行われない可能性は高いとは言わずとも低くもない気がします。
2025年に1巡でQBを指名する可能性はそれなりにあるような気がします。

デンバー・ブロンコズ

来年の1巡はQB指名のような気がしています。

カンザスシティ・チーフス

パトリック・マホームズは2027年には32歳です。なにせ10年契約だもんでまだまだ契約年数は残っています。
まあ来年までに新契約締結って感じになるんでしょう。

ラスベガス・レイダーズ

多くの評論家が2025年の1巡上位でQBを指名すると予想しています。
ちなみに2027年にはエイダン・オコンネルとの契約は切れています。

ロスアンジェルス・チャージャーズ

2027年の時点でジャスティン・ハーバートは29歳。そして現契約は3年残っています。
ハーバートの真の評価が決まるのは今シーズンのような気がしてなりません。確かにチームは再建期で、スーパーボウルを狙うのは2025年シーズン、という目論見はあるでしょう。
にしても2023年シーズンのような成績に終わってしまったとしたらその責任を取らされるのはハーバートになっちゃう気がしますよね。
そのときチームはハーボーとともに歩むQBについて、どのような判断をするんでしょうか。。

※NFC編書きました。


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