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がん、だからなに?の世界


Cancer so what、がんだから何?という社会を作りたい、マギーズ東京共同代表鈴木美穂さんが中心になって2019年2月3日に行われたイベント。参加者600人、各局テレビ局や新聞の取材、登壇者には小泉進次郎さんはじめこのためにスタンフォード大学から駆けつけたなど多くの有識者。大盛況とはこのことを言うのだろう。これはどこかの企業や団体が立ち上げたイベントではない。たった1人の声からボランティアで集まったメンバーで行われている。今最もパワフルに人々の心を惹き付けるのは社会変革に関わるものだという事を改めて認識させられた。イベントは午前10時から夜の21時まで。当事者の方々もいることから、一部参加が多いと予想さていたがほとんどの方が、はじめから最後まで残っていた。会は打ち上げ花火ではなくここからコレクティブインパクトを生むことを目的としている。冒頭でMDアンダーソンの世界的ながんの研究者でありがんの専門医でありながら二度のガンを経験しているサバイバーでもある上野直人先生が、僕はガンのスーパー専門家だけどガンだとわかった時は動揺したし社会とのつながりが無くなることに恐怖したと言います。2人に1人が癌で亡くなり、毎年100万人が癌と診断される。癌は既に不治の病ではなくなっているが、正しい認識は、個人や社会として非常に低い。今イノベーションが強く求められている。

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