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アンダーナイトインヴァース エクセレイトクレア A昇竜性能調査

注意:こちらの記事は全く初心者向けではありません。配慮もしません。読むのは止めませんが分からん用語は是非調べて知識にして下さい。
また、お見合いCS後に主眼を置いている為、それ以外の性能は考慮していません。
公式のフレーム表と併せて見るとより理解が深まるかもしれないです。
各キャラのフレーム表はこちら

・承前

この調査は本ゲームに於いて頻出する密着チェインシフト(以下CS)状況後の五分状況、いわゆるお見合い後の行動としてのA昇竜(またはそれに類する)技群の調査結果の比較をします。

この状態だと密着でお互いの最速技をぶつけ合うか、バクステ等でお茶を濁すか辺りが本線になるのですが、それらに対して一方的に勝ち、または有利を取れるのが所謂A昇竜(>キャンセルex技)となっています。

・密着CSお見合い後はどの様な駆け引きになっているか

CSの暗転が終了後、お互い同時に動き出す為、使用キャラの最速発生の通常技や通常投げ、それらに対してのローリスク行動としてのバクステ、ガードがあり、ハイリスクな上りジャンプ攻撃や、ヴェールオフ等の無敵技も選択肢に上がります。

大体は以下の様な読み合いだと概ね問題ありません(今回の本題では無い為、軽く触れる程度にします)。

・最速通常技(5A,2A等の5Fまたは6F技)
キャラ毎に性能差がありますが、ワレンシュタイン以外のキャラは5A又は2Aに発生が早い(5~6F)の技が割り振られています。
通常投げや、発生の早いコマンド投げ(ワレンのAドルフィボーレン、ミカのヒップアタック)には負けますがヴェールオフに対して詐欺れる物が多く、またバクステされても5分以上の微有利のケースが殆どの安定の選択肢です。また、特に一部のキャラが持つ発生5Fの5Aはジャンプも許さない為強力です。
最速技の発生が6Fのキャラは必然的に(5Fキャラに対して)他の選択肢に頼らざるを得ないです。

・通常投げ
最速通常技に対する基本アンチ行動です、発生が全キャラ共通で4Fの為地上の通常技では基本的に勝てません。
ただし読まれた場合の上りジャンプ攻撃やヴェールオフに一方的に負けます。(またコマンド投げには投げ無敵が標準で付いている為、これにも負けます)
仕込み投げ抜け等で有利を取られるケースもあります。

・バックステップ
上記の二つに対して直接のリスクを負わない選択肢で比較的ローリスクです。
キャラ毎の性能差があり、モーションが長い物は有利時間が取れ辛いですが離れる距離が大きく無敵時間も長めに設定されており一長一短です。
また、ヴェールオフに対しては確定反撃を入れられる物が多いです。

・ヴェールオフ、無敵技
ヴェールオフは全キャラ共通の無敵技でリターンも大きいですが、発生が20Fと遅くバックステップやガードなどの汎用的防御手段に非常に弱く、また最速通常技に対してはキャラによっては詐欺られる物も多くハイリスクハイリターンとなっています。
無敵技はそれぞれの技性能によりますが、ほぼガード以外の選択肢以外に勝てます。しかし当然ガードされた際のリスクが非常に高いです。

・ガード
最も無難で安全な選択肢ですが、CS後という基本的にお互いがヴォーパルを持たない状況で受けに回る事になります。

・何故A昇竜は強いか

ごく簡単に言えば、前述の複数の選択肢に対して有効かつリターンを望める物が多いです。

概ね共通の特徴としてA昇竜は地上技へ無敵はありませんが殆どの技の発生が5Fとなっており、これは最速の通常技と同じでA昇竜と5F通常技がかち合うと当然相打ちになります。
しかし5Fの通常技はヒット時の相手ののけ反りが少なく、A昇竜はのけ反りが大きかったり浮かせたりする為、相打ち後にコンボが狙えたり状況有利なケースが殆どです。
また、バクステに対してはA昇竜の持続性能次第で狩れたり、スカっても空振りキャンセルex必殺技でカバー出来たり狩れたりします。
ただし、通常の無敵は無い為、無敵技やヴェールオフのハイリスク行動には負けます。

次はそれぞれのA昇竜の性能を見ていきます。

・ハイド(Aクレイヴァー)

基本性能 
発生5F 投げ無敵無し
空振り時、被ガード時地上でのみexキャンセル可能
持続8F、前方への判定が広めの為、バクステを狩り易い

説明
5F通常技に相打ち後、双方が地上仰け反りになるが相手の方が仰け反り時間が長い為ややシビアだが5Aや6Bが繋がり、コンボはそこそこ痛いのが入る(但しミカ、アカツキの5Aに対してのみ繋がらない)。
双方A昇竜の場合(同キャラ以外)ハイド側が浮く為、相手の昇竜の性能によってはコンボを喰らう(ワーグナー、エルトナム等)。
ガードされた際は地上でのみexキャンセル可能な為、ほぼ入れ込みでexオービター(236C)またはexスケア(22C)で隙をフォローする必要があり、これがヒットしていた場合はコンボに行ける。
バクステに対しては持続が長めなのでほぼ狩る事が可能。

【評価 B】
相手の選択肢の殆どに対してスカる心配が無いのは強みだが、空中でexキャンセル出来ない為使い辛さが目立つ。またA昇竜持ち同士の場合はリスクが高め。
常用するにはやや厳し目、ピンポイントでの運用を考えて行きたいところ。

・リンネ(A月輪)

基本性能
発生5F 投げ無敵無し
被ガード時、空振り時、地上及び空中ともexキャンセル可能
持続7F、前方への判定は広め、バクステにスカる事もある

説明
対5F通常技後は相打ち後に相手が浮く為、コンボに行け補正もゆるめ。
バクステに対しては持続の短さから若干スカされ易い面もあるが、その後のex空牙(地上、空中346C)でフォローが可能。
技後に状況確認しつつヒットしていたらex咬龍(空214C)でコンボ、スカりやガードされた場合はex空牙で状況有利を作れる。

【評価 A】
投げ系には負ける場合もあるが比較的リスクは少なく、相打ち以上で適切な技を選択出来れば見返りも大きい為、積極的に使っても良い。

・オリエ(A,Bセイクリッドアロー)

オリエはB昇竜が無敵では無い代わりに、A,B共に他キャラのA昇竜に近い性能になっている為、両方について記述します

基本性能
・Aセイクリッドアロー
発生6F 投げ無敵あり
被ガード時、空振り時に地上、空中ともexキャンセル可能

・Bセイクリッドアロー
発生5F 投げ無敵あり
被ガード時にexキャンセル可能

いずれも持続が短く(Aが3F、Bが6F)前方へのリーチが短い為、バクステ相手にスカり易い

説明
Bの方が発生が早く投げ無敵が付いているが、バクステした相手にヒットしなかった場合フォロー出来ない為リスクが高い。
Aはスカり時のリスクは抑えられているが、そもそも発生が6Fと遅く5F技には一方的に負けるケースもある。しかし一部のバクステが長いキャラにはキャンセルオブリークスエッジ(空214C)がバクステ狩りとして機能し、そうで無くてもガードを強要して有利を取れる。
両者共通の特性として、やられ判定が上に逃げる為下段や一部の低い通常技を一方的に狩る事が可能、しかし横方向の判定が薄い上持続が短い為バクステを狩る能力はほぼ無い。
どちらも相打ち後は両者浮く為ほぼコンボには行けないが、若干オリエ側が有利のケースが多め。

【評価 B】
A,B共に投げ系や通常技にはかなり強い選択肢だが、B版はバクステされると死にかねないので画面端等のスカされ難い場所での運用が良い。
A版は5Aが5F組には負け易いが、最速が2Aだったり6F以上しかないキャラには十分使って行ける。
防御的には強いが直接のリターンは低いので評価はBとした。

・バティスタ(Aルベルアンゲルス)

基本性能
発生4F 投げ無敵あり
被ガード時exキャンセル可
持続が長く(実質16F)前方への判定が大きい為、バクステで回避は不可

説明
ガードされた際に最速キャンセル空中exミコルセオ(空6タメ4C)した場合は有利が取れるが操作が忙しく入れ込みが必須、少し遅れると高めのexミコルセオになってしまい反撃を受けやすい。
Aルベル>exミコルセオがヒットしていた場合中央だとAミコルセオ位しか届かなくリターンが低いが、端付近なら問題無くコンボに行ける。ただし、この場合Aルベルの後半のダメージ入らない為コンボダメージはあまり出ない。
中央でリターンを求めるならexミコルセオよりはexトラスウォーラス(空8タメ2C)だが、見てから余裕で反撃される技なのでガードされた際はexルーメンステラ(空4タメ6C)に切り替える事。
Aルベル>exルーメンステラは間が空いていて一部のキャラには見てから割り込まれるが、対処が難しいキャラもおり、出てしまえば大幅に有利を取れる。
CS後、最速でAルベルアンゲルスを打った場合同技以外で相打ちになる事はない。強い。

【評価 A+】
スペック上は最強で相手の最速行動の殆どを潰せる。
ミコルセオのタメが完成していないとやや博打になるが、ルベルアンゲルス>exルーメンステラor exトラスウォーラスをヒット確認して使い分けるだけでも十分に強い。

・ナナセ(Aプレマージュ)

基本性能
発生5F 投げ無敵あり
被ガード時exキャンセル及び空キャンが可能
持続7F、前方向の判定が薄くバクステで避けられ易い

説明
被ガード時にexキャンセルが空中、地上のどのタイミングでも可能。
早めにexフルール(空236C)でキャンセルすれば連続ガードで隙を消せるが若干不利となる(ナナセの5B2Bが機能する距離だが)。
ヒット時にexヴィレ・クール(214C)でキャンセルすればコンボに行ける、こちらは確認自体は楽だがガードされると大き目の確反を貰う。
相打ち時は相手は浮き、ナナセは低い浮きの為、受け身後はコンボには行けないが有利。
バクステでスカされた際、空キャンでexフルールまたはexヴィレで全体フレームの長いバクステは狩れるが、exフルールは追撃がし辛く、exヴィレはガードされた場合の隙が大きい。

【評価 B】
隙のフォローはし易い部類だが、やはりバクステで躱され易いのは常用するには使い辛い。
最速でのヒット確認は難しいが、最速タイミングから遅れてフルールが非連続ガードになってもそれ程のリスクは生じず、ラフに使っても良い。

・ワーグナー(Aバッケンローダー)

基本性能
発生5F 投げ無敵無し
空振り時、地上でのみexキャンセル可能
被ガード時に地上、空中ともexキャンセル可能
持続16F、バクステに対して非常に強い

説明
持続は長いが攻撃判定が上に逃げる為カタログスペックよりはバクステに対して避けられる事もあるが、大体のキャラのバクステを完封する事が可能。
ガード、またはヒットした際はexシュトルムシュラーク(空236C)でキャンセルするのが鉄板、ガードされていても連続ガードになり技後は-1F程度、ヒットしていた場合は高めのコンボに移行出来る。
一応、1段目キャンセルexローエンガルデ(22C)ならガードされた際も有利だが、こちらはヒットしてしまうとそこでコンボが終わってしまう。
通常技と相打ちした場合は相手だけ高く浮かせられコンボに移行出来る。補正はやや重め。
バクステでスカされた時は着地までexキャンセル出来ないが、隙をフォローする為にはexバッケンローダー(623C)しか無く読み合い(または確反)となる(そもそも空振り自体がレアケース)

【評価 A】
投げ以外に強い選択肢として使って行ける。
バクステで避けられ易い相手には少し注意した方が良いが、そもそもバクステが強いキャラでも後ろ歩きバクステしないとスカせず、対応の難易度は高い、対処されるまでは使っていって良い。

・エルトナム(Aエーテライト・エア)

基本性能
発生5F 投げ無敵無し
被ガード時、空振り時とも地上、及び空中でexキャンセル可能
持続17F バクステに対して完全に対処出来る

説明
対投げには負けるが、それ以外の選択肢に対して非常に強い。
通常技と相打ち時には、相手だけ浮かせられコンボに移行出来る、補正はやや重め。
被ガード時でも空中でキャンセルexエーテルスライド(空214C)すれば最速ならスカっても微不利、ガードさせれば有利となる。
バクステに対して非常に強く全キャラの最速~遅らせバクステを狩る事が出来る。
ヒットした際は地上で各種ex技でキャンセルすればコンボに移行出来るが、ヒット確認の速さは求められる。

【評価 A】
負ける選択肢がかなり少ない為、これを見せておけば相手の選択肢を絞れるだろう。exエーテルスライド見てからVOされても詐欺れるので相手を濁られられる。

・アカツキ(A迫砲)

基本性能
発生5F 投げ無敵あり
被ガード時、及び空キャン可能(地上、空中共)
持続は7F、前方向の判定が薄くバクステで避けられ易い

説明
5F通常技には相打ち後、相手が大きく前方に浮く為ダッシュ5Bからコンボに行ける。
投げに対しては一方的に勝て、地上ex電光弾でキャンセルすればコンボに行ける。
バクステに対しては持続が短めの為スカされ易いが、地上部分でex電光弾でキャンセルすれば全てのキャラに対して確定で狩る事が可能(スカりなので入力は難しいが)。
ガードされても地上ex電光弾でキャンセルすれば少なくとも+10以上の有利が取れる。
遅れて空中ex電光弾になった場合はガードされるが(長いバクステに対しては確定する)その場合でも有利な状況になる。

【評価 A+】
無敵技以外に対して基本的に負けない為、積極的に使って行ける。
A迫砲>スカり地上ex電光弾の入力は難しいが、安定すれば大きな戦力になってくれる筈。


・総評

全体で見ると、バティスタ、アカツキの性能が頭一つ抜けており、裏目の選択肢が少なく、十分ダメージ源として期待出来、例えガードされていても強引に自分のターンに持って行ける。
他のキャラは一長一短だが、状況やゲージと相談して使って行けば地味な状況に花を添えてくれるだろう。

以上

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