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1300gと1270gで今期2度目の表彰台。

BMCメンバーの飯田です。
BMCレギュラートーナメント2023最終戦で今シーズン2回目の表彰台に上がることができました。
非常に厳しい戦いでしたが自分の釣りをやり切って5位入賞。その模様をレポートします。

プラクティスの手応えと経験に基づく読み。

最終戦に向けて、プラクティスは本番2日前の木曜日に午前中のみ行いました。
水温は19度くらいだったのですが、当日は曇りや雨で冷え込みもあるという予報もあり、水温も下がるだろうな、と。そこで流入河川に入っている魚も落ちてくるのではないか、と予想しました。

当日は流入河川があるエリアのちょっと下流側、魚が止まれるような場所を回るというプランを立て、初日のパートナー、川口さんとまずは風上のエリアへ。

霞ヶ浦大橋周辺からチェックを開始するも反応がなく、梶無川へ移動。河口付近は前日の雨の影響で濁っていたものの、特に気にすることなく川を上がって行きました。

普段は入れないエリアで貴重な2本。

基本的には打つ釣りです。
バスエネミー3.5インチを逆づけにし、ネイルシンカーをセットしたネイルリグで、シャローカバーを片っ端から打っていきました。
船を進めると水はクリアになっていき、バンクは水深が浅いこともあってボトムが丸見えの状態。しかしバスの姿は見えず、ときおりコイがいる程度でした。
しかし諦めることなく打っていくと、バンクから少し離れた水深1mもないところで待望のバイト。思ったよりロッドを締め込む抵抗を見せて上がってきたのは1300gのナイスフィッシュでした。

#44ソリッドシナモン 出典=エバーグリーンインターナショナル

私が参戦しているJB戦ではエリア設定がひとつめの橋までとなっているので、普段は入れないエリアまで上がって行き、ひたすら打っていきます。

オンシーズンというか、暖かい季節なら魚もいるんでしょうけど、水位の関係やトーナメントエリアの関係もあって船を進められない。しかし今回はエリア制限がなく、水温は下がりながらも水は動いていたので、魚が落ちてくるかも、という期待もあったのですが… ここにベイトがリンクしていたら、もっと熱い展開のなっていたのかなぁ、と。
結局、下ってきたときに沈船の陰から出てきた1270gを同じリグで追加し、ここで2本。

#01グリーンパンプキンBK 出典=エバーグリーンインターナショナル

スコアを2570gまで伸ばすことができ、川口さんの「勝てるかも!?」という声も受けて、その後もラン&ガンで巻きと打ちを効果的に使い分けて攻め続けましたがストップフィッシング。

「打ち」に固執してしまった。

2日目のパートナーは鯉河さん。初日が終わったあと、「釣れているよ」との連絡を入れて本戦に臨みました。

この日はさらに冷え込んだこともあり、巻きの展開もありかなと頭をよぎったのですが、前日に打つ展開で釣れていたこともあり、物に入れていく、打っていくという作業を淡々とやり続けました。

が、今となってはこれが反省点。

そのときの自分の中にはこれ以外に信じられるものがなく、やりきれる展開だったため、悪く言えば「固執」してしまったのが、スコアを上げることにつながらなかったのかな、と。とはいえ後悔はなく、やれることをやり切った結果だと思っています。

結果的に初日の貯金が効いて、今シーズン2回目の表彰台となる5位入賞。今年からBMCに参戦していますがコ・アングラーとのペア戦は自分にとって非常に刺激になり、とても楽しいシーズンとなりました。

来シーズンの目標は、やっぱり優勝、ですね。

【Tackle Data】
ロッド:オライオン・ムーンゲイザー
ライン:バスザイルマジックハードR14lb
リグ:ネイルリグ(ネイルシンカー0.9g)
ルアー:バスエネミー3.5in

5th place / 2 fish
ボーター:飯田秀明/コ・アングラー:川口雄司(Day1)・鯉河健一(Day2)

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