見出し画像

前週のゼロを吹き飛ばす価値ある一匹。

BMCメンバーの大石です。
BMCレギュラートーナメント第1戦で3位入賞しましたのでレポートします。

相変わらずツレナイ霞ヶ浦。

W.B.S.初戦、そして1週間後に開催されるBMC初戦に向けて、早い段階からプラクティスを重ね、霞ヶ浦の状況を掴むようにしてきました。

しかし、今年も相変わらず霞ヶ浦は厳しい。

特に急激な冷え込みと濁りが入ったW.B.S.初戦では、ノーフィッシュに終わってしまい、いい流れを作ることができないままBMCトーナメントの開幕を迎えました。

前日のプラクティスでは湖をぐるりと回り、W.B.S.初戦との違いを検証。
試合で複数のバイトを得ていたこと、そしてトーナメント当日の風向き(北東の風)から、エリアは小野川とすることに決めました。
加えて今回は広く浅くエリアを回ることはせず、狭いスポットに時間をかけることを心掛けました。
つまり、居るけどバイトしないバスを釣っていく戦略です。

幸先のいい一匹はカットテールで。

スタート後から30分もしないうちに、アシ際でモコリークローのテキサスリグ(5g)にバイト。
しかしフックアップしなかったため、同じスポットをカットテール4インチのネコリグで執拗に狙ったところ小さなバイトがあり、まずは1匹目。

水温の上がり切らない時間帯に一匹取れたことで気持ち的に落ち着きましたが、そこは霞ヶ浦水系。その後バイトは続かず…。

狙っていたのは切り立ったアシ際ではなく、倒れたアシなど何らかの「被りもの」が点在するエリア。
水温の上昇とともに、被りものの下にバスが浮くことが多く、それを狙ったのが功を奏しました。
狙い通りに私のモコリークロー、そしてコ・アングラーの神山くんのファットヤマセンコーにバイトが出たのですが、いずれも水面まで出てきたところでフックオフ。
そのままタイムアップとなってしまいました。
無念……。

今回チームを組んだのは高校3年生になったばかりの神山くん。
最後まで集中力が途切れさせることなく、一緒に戦ってもらったことに感謝です。
この年代からこのキャスト技術をもって、トーナメント参戦経験を積むとは行く末が心配…、いや、とても楽しみです。

ペアトーナメントということで、当日のパターンを一緒に考えることができるのは、BMCトーナメントならではの良さだと思います。
「私も!」という方は年齢問わず、BMC事務局に問い合わせてみてください。

タックルデータ
ロッド:MSYロッド66MソリッドVersion
リール:スティーズエア
ライン:フロロカーボン8lb
ルアー:4インチカットテール(エビミソ)1.4gネコリグ

3rd place 1020g/1fish
ボーター:大石智洋/コ・アングラー:神山 樹

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?