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必要なのは固執するのか、シフトすべきかの判断力。

BMCコ・アングラーの兵頭です。
大塚さんとのペアで出場し、11位でフィニッシュしました。
次につなげるために今回の模様をレポートします。

BMC第2戦への準備として。

年間を狙う重要な初戦をゼロ申告で終えてしまったため、第2戦では絶対にスコアを残さなければいけない。そのために自身に出来ることはとにかく誰よりも湖上に出て、試合までに自分の釣りで魚を釣り込み。試合で釣り勝つ準備に徹底することでした。

バックシートからのキャストや、ポイントに対しての適材適所を見極めるスキル。このあたりを強く意識しながら戦うことが、トーナメント団体の枠を超え、霞ヶ浦の猛者が名を連ねるBMCのバックシートから釣り勝つための準備だと心得ました。

いざ戦いの湖上へ。

そして迎えた第2戦の朝。
ペアを組ませていただいたボーターの大塚さんから花室川で勝負する旨を伝えられました。
そしてまずは花室川の河口から釣りをスタート。

私がメインで使用していたベイトはここ最近かなりバイトを量産し、使えば必ず魚を釣っていたイーズリンガー4インチ(イージー・ラボ)。6月にデビューしたばかりのブランニューアイテムで、3.5gのダウンショットで使用しました。

もうひとつはフレックスジグ3.5g(DAIWA)にドライブビーバー3インチ(O.S.P)のコンビ。さらにバックスライド用にソルティコアチューブ(ケイテック)、ヤマセンコー4インチ(ゲーリーヤマモト)、最後にレッグワーム(ゲーリーヤマモト)の3.5gダウンショット。

この4本をメインにローテーションしながら、バンクからブレイクに掛けて幅広く探りました。

レッグワームでの1本目をヒントに。

花室川では2挺ほど先行者が居るのを確認し、釣りを観察していると、バンクを中心に撃っていました。花室川はブレイクが急深であったり、沖側にも溢れた沈み物が案外あったりで、おそらくあまりルアーを通していないであろう1~2段下の沖側のボトムを中心にローテーションするとレッグワームで1本目をキャッチ。

このとき、花室川のやや上流側でボートのポジションを川のど真ん中に位置し、食わせたのはボートのほぼ真下あたりでした。

ちょうど優勝した郡司プロがすぐ近くにいて、すでに1本釣っていたそう。それが優勝に貢献したドリフトクローの一本だったことを、表彰式のコメントで知りました。

このレッグワームでの1匹から、バスの動きが速く、また岸側よりもカレントの効いたやや沖側のハードボトムに居着いていると想定し、キャストを沖側にロングキャストしてミドストやズル引き、カーブフォールを織り交ぜて2本目をキャッチすることに成功。

その後、今井プロや大石プロ、飯田プロとすれ違い言葉を交わしましたが、なかなか厳しいとの声が。しかし、花室川の河口近くで同じくレッグワームのダウンショットで3本目キャッチ。リミットメイクしたところで、本湖東岸へ移動しました。

移動後も、ボーターの大塚さんと最後まで諦めずにキャストを続けるも、入れ替えることは叶わず試合終了となりました。

食わせに集中し過ぎてしまった…

試合後の表彰式で、優勝した郡司プロはクオリティフィッシュが狙えるドリフトクロー(ジャッカル)のパターンで戦っていたことを知りました。しかも、同じ花室川で。

私はレッグワームでバイトが取れていたのでそれに固執してしまい、粒ぞろいの結果になってしまったのかな、と反省。もちろん、レッグワームでクオリティフィッシュを取ることもできるのですが、場所やタイミングなどを自分なりにハメられなかったのかな、と。

あの場ではもっとボリュームのあるベイトをフリップしていくべきだったかなと、思っていますがこの反省は次回につなげます。

大塚さんへの感謝。

今試合を最後まで集中を切らさずに戦いきれたのは、紛れもなくボーターである大塚さんの絶妙なエレキスピードやディスタンスに加えて、根掛かりしても躊躇なくフォローしてくださったからです。本当にありがとうございました。

ボーターとコアングラーが共にお互いの全力を出し合いながら、霞ヶ浦で価値ある一匹を釣って行く醍醐味は本当にこのBMCの土俵に立つ者しかわかりません。

次はいよいよ利根川戦です。まだまだ前を向いて頑張ります!

11th place 1090g/3 fish
ボーター:大塚 彰/コ・アングラー:兵頭宏耶

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