映画 五等分の花嫁の感想

5月20日に上映開始された映画 五等分の花嫁を早速も観賞しに映画館へ足を運んだ。

全体を観終わった第一に感じた感想は

『とにかく良かった』

これに尽きるだろう。

テレビシリーズで第1期、第2期と放送配信され、映画版で満を持して5つ子と上杉風太郎の未来が明確に描写された訳だが、本作のタイトルである五等分の花嫁と言うコンセプトが映画に活きた、丁寧な製作だと感じた。

アバンから感じ取られるのは、これまでテレビシリーズを見て来た内容は過去の回想だったのか?と思わせる事が確信めいたカットで、花嫁姿の5つ子と新郎として佇む風太郎と言うのが現在なんだと思えた。
場面転換してからのカットはテレビシリーズにも描写されている何の事も無い日常的なカットと言う普遍性が見えた。
導入としては緩やかで最初のタッチは良好だ。

一向が通学している学校の学園祭の流れも良かった。
特に5つ子と言う登場人物を活かしたifを描いた内容も、それぞれの性格や気質を良く表していてこれまでごとよめを追ってきたファンにも嬉しい場面だった。

チャペルでは5つ子全員が同じ格好をして風太郎を惑わせるも、風太郎はしっかり誰が誰だか既に判別が付いていた。
ずっと一緒に居たからこその愛が感じられて心温まった瞬間だった。

もしかして風太郎は、5つ子の事を知って行く内に小さい時に出会った少女が誰だったのかがもう分かったのかも知れない。

きっと君なら見つけてくれるよね?上杉風太郎くん。

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