2023年に聴いた音楽と振り返り
平素は大変お世話になっております。ふみ乃でございます。今年も音楽聴取活動的に充実していたかと訊かれるとかなり怪しいのですが、怪しいなりに挙げていきたいと思います。(ちなみに昨年度の記事はこちらです!⇨https://note.com/blvewhet/n/nae38b043d60a)。
Sundae May Club - 晴れるな
ベストです。大名曲「春」(https://www.youtube.com/watch?v=c2K1PN7DN28)の爽やかさから2年、今年の梅雨に彼/彼女らがリリースしたこの曲、すごく良いです。何がいいって歌詞がめちゃド暗いのです。学生バンドから始まったサンダメが大学卒業後に久々に集まって作った曲がこれっていうのが、悲しさも喜びもないまぜになった感情になってすごく、ぐすっとしてしまいます。歌詞が全部引用したいレベルで好きなんだけど、最後を「いまはただ昔のことを思い出してる」で締めるのが本当に…本当に…。「いい曲だ。本物のロックナンバーだ」と芹沢達也顔にさせてくれたこの曲をベストとしたいと思います。
SEVENTEEN - Super
今年も昨年に引き続きK-POPばっか聴いてましたけど、セブチは好きな曲も多いしメンバーみんな濃くて好きです。この曲は英題の「Super」よりもやっぱり原題の「손오공(孫悟空)」のほうが日本人的にはシックリ来ませんかね!? 基本おもしろお兄さん集団だけど、そんな彼らのかっこいいサイドが拝めるのでとても良い…。MAMAのパフォーマンス(https://www.youtube.com/watch?v=hF5_wvB4dl0)も良かったし、とにかく明るいBSSの「Fighting (feat. Lee Young Ji)」も、爽やかな「God Of Music」もよく聴いた1年でした。
クラムボン - ピリオドとプレリュード
クラムボンは学生時代から聴き続けてるバンドで、すごくいろいろとわたし的に特別なんですね。そんな彼/彼女らが今年ライブ活動休止ということで、その直前に出した曲が、本当にしみじみとよかったのです。「別れ」の歌詞を、湿っぽくならず、でもエモーショナルに聴かせるっていうの、クラムボンの真骨頂だと思いました。リリース時のミトさんのインタビューも、バンドのみならず、キャリアの長いミュージシャンが改めて音楽づくりについて語っている記事としてすごく面白かったので、みんな読んでください。
片山さゆ里 - ソングライター
同郷のシンガーソングライターであるところのさゆゆこと片山さゆ里さんは、フォロワーのヤケクソうさ子ちゃんが紹介してて好きになりました。ソロのワンマンも遊びに行ったのだけど、ギター1本で歌う(+叫んだり泣いたりもする)パフォーマンスの迫力、遠藤ミチロウさんを観たときの感覚にも通じるものがありました…。3月でいったん今の名義での活動は終了されるとのことなので、それまでもこれからも見逃せない!ぜ!
Laura day romance - 書きたい
都内の大学サークルから生まれたバンドっぽいおしゃれさ(?)で、前からいい曲作るバンドだなって思っていましたけれど、この曲は出色の出来だと思います。ボーカルの井上花月さんの、すこし退廃的というか、気だるげなボーカルが本当に活きていてすごく良いです。ツインボーカルの片割れである川島さんの脱退というニュースもありましたが、がんばってほしい!
アザミ - 君より犬のがかわいいな
いや〜〜〜本当ですね(タイトルに同意乃)。アニメ「カードファイト!!ヴァンガード will+Dress」の主題歌提供やリアル会場でのライブ開催など、すごく大躍進されているアザミさん。音源もバシバシ出しているなか、ド直球ギターロックで勝負(?)してくれてうれしいです! 実写アー写+MV、やっぱり強いですね…。バーチャルから始まってリアルに躍り出ていくという勝ち筋を、ひとつ示してくれる存在になるのかしらと思います。
NewJeans - Super Shy
Spotifyによるとわたしが今年いちばん聴いた曲がこれだそうです。確かに延々リピしていましたね…。今年のニュジはスターダムを駆け上るどころか天空闘技場をひたすら全力ダッシュみたいなことしてて息切れしないか心配になるレベルでしたけど、全世界の大人の期待を背負ってなんとかやっていっている(ように見える)ので、意外と頼れる5人なのかと思ったり。わたしもNewJeansおじさんの一員として見守っていきたいと思います…(?)。
スイちゃん - こんやはダンスパーティー(9じまで)
(MVがないので配信先を埋め込んでおきます)Eテレのなかでも「みいつけた!」は個人的に好きな曲多いのですが、今年のこちらはかわいさもクオリティも頭抜けてます! 今のスイちゃん(4代目)本当にかわいくってですね……そんな彼女が歌う「このままあさまでおどりたい でも9じにはねる」、子ども向けダンスミュージックの模範回答だと思います。大人もこの曲を聴いてちゃんと寝ましょう、まじで!!!
Joy Oladokun - Somebody Lke Me
今年は英語の曲ほとんど聴いてなくて恥ずかしいんですけど、その中でもぐっと掴まれたのが彼女です。フォークやカントリーにカテゴライズされる音楽だと思いますけど、R&Bっぽさもあってとても素敵なのです。宗教や性的マイノリティをテーマにしつつ、それを外向きにしっかり出せる、新世代のシンガーソングライターにふさわしいアーティストだと思います。
littlegirlhiace - placebo
リトルガールハイエースは相変わらず曲とジャケットがとても良いです。コンスタントにひとりでどんどこ曲を作り続けられること自体が本当に尊敬に値する…。今年はそこそこライブもやってらしたのでいつか遊びに行きたいなと思っています。
peanut butters - スイカP
「コンポーザー・ニシハラのソロプロジェクト」として紹介されるpeanut buttersですが、自分の声が嫌いで女性ボーカルをサポートに入れて歌ってもらってるっていうエピソードにすごく共感しました。とにかくかわいくてキャッチーなインディーポップ好人(すきんちゅ)におすすめしたいです。
簡単な振り返り
月ごとに振り返ってみようかと思ったけど「仕事してました」で埋め尽くされたのでやめました!! とりあえず出来事としては、フォロワーさんとリアルで遊ぶことが多くなりましたね!!
これ以外にも特につぶやいてないものも含めると結構な人数と会ってると思いますね…! 世間的にもどんどこイベントが解禁になって、フィジカルな出会いはやっぱり強いのだな〜〜と実感した1年でした。
あとは本格的にR-17.999999..なFAをぴんくりんご(@lovenikoliver)先生にご執筆いただいたりしましたね…!! 刺激的なのでサムネはよしておきますが、周囲の安全が確保できてる方はこちらとかこちらをぜひ見てください!!! 今年活動面でもっともうれしかったことかもしれません…!!
生活面では2回大きな風邪で伏せって、2回歯を抜きました。特に歯の痛みにはかなり悩まされました。長年の食いしばりすぎで奥歯が割れちゃったりしたので、しっかり歯を磨いててもこうなっちゃうのだなという悲しさがあります…。虫歯と違って、ここ治したから終わり!っていうのがないからつらいね!!
全体的な所感としては、とにかく仕事含めた生活に手一杯になっている年でした(そうではない年なんてなかった気もしますけど…)。音楽にせよ漫画にせよ、今流行っているものを摂取しておかねば的な心は薄まって、とりあえず出会えたもので満足している感じがあり、これはいいことでもあり悪いことでもあるような気がしています。
来年は新しい曲も出すつもりなのですが、たぶん仕事の環境は今より暇になることはないと思うし、プライベートは今よりやること多くなると思うし、わたしのこの名義の存在って何なの…?という気分にもなるのですが、それも含めてわたしだなというアティチュードでやっていくしかないと思っています。何かやらかさない限りはこの名前は残ると思うので、あせらず、と言いつつあせったりへらったりしつつ、フミノ・ライフをやってまいりたいと思います。以上です。
記事とか歌を気に入ってもらえたら、お気持ちを投げ銭的にサポートしてもらえたらとってもうれしいです…!! マンガ代や機材代やレコード代になります。