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「ちゃんとする」ことから脱却したいという話

平素は大変お世話になっております。ふみ乃でございます。今年の抱負については次の記事に書いたんですが、

そこで書いた表題の内容について、もう少し詳しく綴っておきたいと思います。

わたしはめちゃくちゃ「ちゃんとする」っていうことに対して執着があります。楽器でも作文でも、なんなら勉強でも仕事でも、まず他人の仕事を相当量インプットして、ちゃんと先生のもとで継続的に練習して、アウトプットとレビューを繰り返してクオリティを上げていきたい。したいっていうか、「そうしないといけない」という思考がとても強く、じっさい自分の人生で可能な限りはそうしてきました。心理検査の短文を完成させるテストでも、「ちゃんとする」って類の語彙がめちゃくちゃ出てきて自分で笑っちゃったことがあります。

でもここ数年ふみ乃を名乗りだしてから、こと趣味というか、創作の分野では、あんまりそれうまくねえなって思い出しています。まあ、そりゃそうだよね。だって作品を出すのに時間がかかるもん。どんなものの指南本とか動画とか見たって、「作品の数が大事」って言ってるもんね! たくさんの創作物が絶え間なく流れていく世において、作るのに時間がかかるのは致命的なんですよふみ乃さん! うるせえ、そんなことわかってるんだよ!

完璧主義にだっていいことはあります。言うまでもなく、作品の最低限のクオリティは担保できる(はず)ということです。でもねえ、そこまで「完璧」にやったって、わたしの技術じゃ結局到達できるところなんて、たかが知れてるじゃないの。日々練習できるような環境ややる気なんて、とうの昔に失ってしまったし。

だからわたしは考えました。「ちゃんとしなくても世に出す」ことを続けるべきだ! そういうことができるようになりたい!……というのが、先の抱負なのです。

もちろん課題はたくさんあるのです。とくに危惧しているのは、自分でちゃんとできてないなーって思うものを世に出すことの苦痛に耐えられるかっていうこと。たぶんそれの対策は、「時間を先に決めてしまう」ことだと思っていますが、あんまり言語化できていないので、できるようになったらまた。

そもそも、なんでそこまでして創作やりたいの……?みたいなことも思うんですけど、お話が発散しまくってしまうのでいったんここで! この記事も、そこまでしっかり推敲とか編集とかしてない状況でいったんアップする練習なのでね。毎週記事書きます!とかはちょっと苦しくなっちゃいそうだから、不定期に、できる限りですけど、やってまいります。今年もよろしくお願いいたします。

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