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悲しみはバスに乗って

2023年は怒涛の日々だった。感情の割合で言うならば、楽しさ5悲しさ4自分でもよく分からない感情1。例年なら楽しさ9悲しさ1の割合、基本ポジティブなので。悲しさが大きな割合を占めたのは別れの多い1年だったからだと思う。本当の別れというよりは、すれ違いのようなものである。すれ違いとして処理しないと
自分が救われないような気がするので、すれ違いということにしておきたい。悲しさに付随して、よく分からない感情が湧いていた。いつか分かるといいな。
新年早々日本中が悲しみに包まれている。私はテレビを持っていないので、テレビの放送については分からないが、Twitterを見ると見たくないけれど、見なければならないことが流れ続けている。
夢を見た。今年あった嫌なことを凝縮したような夢。正直もうどうでもいいんだけどなと思っていたのに、夢には現れるもので。悲しみというものはそんな簡単に消えるものじゃないらしい。夢の中に出てきたチューニングの合わないギター。今年1年を象徴しているなと感じている。
「悲しみはバスに乗って」というタイトルはマカロニえんぴつの楽曲より取らせて頂いた。9、10月に狂ったように聞いたのを覚えている。参戦した夏フェスで聞いたからである。この曲の歌詞に「人の優しさに触れて淋しくなる癖はなおらないけど」という一文がある。悲しみも多かった1年だったけれど、同時に人の優しさに触れることも多かった。優しくしてくれた人にはとても感謝している。優しくされた後は淋しさが残るけれど。
身近な人に加えて、今年は高校時代の友人から連絡を貰うことが多かった。ふとした思いつきだったのかもしれないけれど、私を思い出してくれるだけでありがたい話である。感謝してもしきれない。
2024年の目標は、「自分を大切にしてくれる人だけを大切にする」というものにしたい。母にも常々言われていたような気がするが、私は人間の見極めが下手らしい。お人好しと一緒にいたいし、お人好しでありたいね。

ありふれた日、ありあまる日
ありきたりなしあわせ

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