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お金は貯めたくても貯まるものではない。生きやすさはどこから来るのか?




■ケチケチしたらお金はできるのか


お金は貯めようと思えば貯まるものでしょうか。

ケチだからお金が貯まるのでしょうか。

貯めようと思えばいつでも貯められると勘違いしている人がいます。

ケチケチしても全然貯まらないこともあるし、逆に次から次に使っても貯まることもあります。

収入が低くてもきちんとお金を作れる人もいれば、沢山稼いでも全然残らない人もいる。
つまり、何事も釘付けではないということでしょう。

■バケツに穴が空いています



仮に、みんなバケツを持っているとします。
これを仮に資産形成バケツと申しましょう。
バケツに小さな穴が空いてても、水が漏れていることに気付きにくものです。

大したことだと思わないでしょう。

たとえ気づいても、穴を塞ぐのはとても骨が折れて、そうそう簡単にはできはしない。

「ケチケチして金を作るのは誰でもできること。誰しもやろうと思えばできる。だけど、そんな卑しい生き方はしないだけだ。」

「それより、事業をして稼ぐ、投資して稼ぐ、リスクを取って稼ぐほうが本物である。その為の途上にあるのだから、ケチケチして人の品位と尊厳を落としてまで小金を貯めようとは思わない。お金の作り方にも格がある。」

そう思うでしょう。

以前ヤフーニュースで、違憲定食という記事がありました。大きな資産を持っていても、極めて粗食な男性の話です。コメント欄では、

「そんなことしてまで、たとえ一億という資産であっても欲しいとは思わない。」
というような意見もありました。

私達は、そんな生活はやろうと思えばいつでも出来ると考えやすい。

でも実際は誰もできないようなことなんです。

その方は、どんな粗末なものでも満足できる、そういう幸せを感じておられるのではないでしょうか。

些細なことでもありたいと思える心、そういう価値基準を持っておられるのではないだろうか。

■恵まれて初めてできること

あなたはどう思いますか?

ケチケチしたから金はできるのか?
私は、お金の方に好かれて初めて出来ることだと思うんですよね。

何を良しとするかによって、その人の資産成長は作られると思うのです。

収入が増えても増えなくても支出を抑えて利益確保ができること。

売上げを増やすために、笑われても一歩を踏み出せること。

これが出来る人は、社会でも会社でも有益な働きを果たす基礎があります。

自分を律することが出来るということは、実社会において貴重なスキルだと思います。

常日頃から何を良しとしてきたか、結果に現れたものが資産成長なのではないだろうか。

順序を間違えてはならない。

改めてそう感じました。

あなたの話を聞かせて下さい。

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