見出し画像

初めて尽くし(パース:ナイト編)🇦🇺💎🍻

『哀』から「寂しい」気持ちの思い出ばなし。
※今から約35年も前の回顧録です。

お爺さんに連れて行かれたオパール店は、賑やかなアーケード街にあり、店内は各国の観光客らしいお客でいっぱいだった。

お爺さんが見たいオパールはあまりに高価過ぎるので、僕はお手頃なコーナーで流し見していたら「どの様なオパールをお探しですか?」と日本語で話しかけられた…日本人の若い女性だった。

オパールを選んでもらう時、彼女の屈託の無い明るさに癒された。それと、この街が好きだとも言う…この街は住みづらくないのだろうか?ワーホリで働いているのか?…もっと話したかったので僕はいきなり…

「今晩、飲みに行きませんか?」と言った…

「… 旦那さんも一緒なら」とクスッと笑った。

「…、… お願いします」と言うしかなかった😭

純粋に、このパースの街で、ツアーメンバー以外の日本人に会えて嬉しい気持ちからだったが、ナンパだよなと思いながら誘ったので、正直微妙な気持ちだった🥲

バツが悪くなり、照れながら視線を外すと、お爺さんと目が合った😱 余計に照れ臭くなり、顔が赤くなっている自分が分かった。買い物を終えて店を出る前に、宿泊しているホテルを彼女に告げると、夜7時に迎えに来てくれる事になった。ホテルに戻る途中、お爺さんから「残念だったね」と言われ、僕はただ苦笑するしかなかった😅

シャワーを浴び、身なりを整え、お爺さんに行って来ますと言い、ブレザーを肩に掛けながら7時前にロビーに降りたら、ニッコリ笑いながらドレッシーな彼女が手を振っている。ドキッとした…だがその傍には長身でカッコいい白人の旦那さんが寄り添っていた。

早速、彼女から旦那さんを紹介された…が、旦那さんのニヤ笑いは経緯をお見通しの様で「彼女の夫です。ゴメンです。」ときた。彼女がまたクスッと笑った。僕も「身の程知らずで大変失礼しました」と日本語で言うと、2人は声を出して笑いながらパブに行こう!と僕を連れ出してくれた。心が救われた。

とても楽しい夜だった。夜遅くまで語り合い、2人とハグして別れた。もし既婚者でなければと…ほろ苦くも、パースの思い出がロブスターだけで終わらずに良かったと心底思った😭
この時の感涙も、僕の心の宝だ👍

※翌日、次の訪問国へ。この旅の目的となるシンガポール編です。

#西オーストラリア #パース #オパール #お土産
#パブリックバー #オージービール #ナンパ #夜
#最終日 #チェックアウト #片想い #失恋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?