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ネットショップで今すぐ使える!改善アドバイス

②写真について 5月9日更新予定

色々改善できることがありますが、

今回は初歩的な事を書いてみたいと思います。

ネットで検索したらたくさん事例が出ているのですが、

これはいいなと思うものを厳選してみました。

誰でもできる!ネットショップ向け商品撮影の基本


ネットショップの商品写真撮影に必要なツール

ネットショップの仕事の一環として写真撮影をするために、

次のようなツールを使ってみましょう。

プロのカメラマンに撮影を依頼すれば写真のクオリティー面は安心ですが、

当然コストは高くなります。頻繁に商品写真を掲載する機会のある

ネットショップなら、自分で撮影をすることで、

コストと時間の両面で効率化を図れます。

初級:スマートフォン+三つの撮影ツール



初めてネットショップのための商品撮影をするなら、

使い慣れたコンパクトデジタルカメラで撮る、

または手軽なスマートフォンのカメラから始めるのがお勧めです。

スマートフォンのカメラは新型のモデルほど性能が高く、

光量などの複雑な設定の手間をかけずに撮影環境ごとに最適な方法で

写真を撮ることができるため、多忙なネットショップの撮影にも

適しています。

スマートフォンによる撮影では、水平な写真を撮るためにスクリーン上に

グリッド線を表示させる、レンズの汚れを拭き取る、

スマートフォンのケースがレンズ部分に影を作らないか確認するなど、

小さな注意の徹底が良い撮影結果につながります。

さらに、以下の三つのツールをプラスすると、

スマートフォンでの商品撮影を低コストでグレードアップ可能です。

三脚

ライト

背景紙(バックシート、バックペーパー)




三脚は、手ブレを防ぐだけでなく、複数の商品写真を同じ角度・距離から

撮影するためにも役立ち、ネットショップ全体の商品写真に統一感を

もたらします。水準器という水平を保つ機能が付いた三脚を選べば、

傾きのない商品写真を簡単に撮影できるようになります。

スマートフォンにもデジタルカメラにも使える三脚が、

1,000円台から多く出回っています。

ネットショップ用のきれいな商品写真の条件として、

撮影時に必要な光量が確保されていることも挙げられます。

事務所などの室内で撮影をする場合、既存の室内照明だけでは光量が

不十分で、さらなる照明が必要です。

本格的な撮影用の照明がない場合、家庭用のデスクライトのような

照明器具でも、被写体をわかりやすく見せるために役立ちます。

ただし電球については、被写体が青白く見えがちな「昼光色」や、黄色っぽく見える「電球色」は、ネットショップ用の写真撮影には不向きで

あるため、「昼白色」などの自然な色を選びましょう。

また、被写体の背景をすっきり見せて統一感を出す背景紙も、

そろえておきたい撮影ツールです。1,000円台から入手可能で、

ベーシックな白、高級感を感じさせる黒など、

ネットショップの雰囲気や商品に合わせて選ぶことができます。

背景紙は、商品より高い位置の壁に上辺をテープで留め、

横から見たときにカーブを描くように、下辺は被写体を置く台に長く

垂らすようにして留めます。その上に被写体を載せて撮影すると、

背景に壁と台の継ぎ目のない写真が撮れます。

背景紙は商品と同じ色を避け、縦・横ともに商品の4倍から5倍以上の

大きめなサイズのものを用意すると、

ネットショップの他の撮影にも使えて便利です。

ネットショップ用写真の撮影の三つのポイント


必要な撮影ツールがそろったら、

ネットショップや商品の特性に合わせて、

写真の構図、背景、光のタイプを検討しましょう。

撮影のポイント1. 構図を考える

ネットショップで使う写真には、被写体の全体像がわかる

「商品写真」、商品の細部や質感がわかる「部分写真」、

使用シーンや使い方がわかる「イメージ写真」の三つが主に必要です。

商品写真の撮影は「物撮り」とも呼ばれ、商品の正面が見える位置の他、

被写体によっては裏面や側面も写します。

一般的に、物撮りはカメラのフレームの中心に被写体を配置し、

あくまで商品の全体をわかりやすく撮ります。

パッケージに入っている状態の化粧品や食品など、

部分写真が不要な場合もありますが、衣類やアクセサリーなどは

金具やレースなどの装飾をアップで写すことで、

お客様の購入の判断材料になります。

撮影の構図が最も問われるのは、イメージ写真です。

食品であれば盛り付け例、アクセサリーならモデルの装着例、

雑貨ならインテリアとのコーディネート例など、

イメージ写真にはネットショップのお客様に商品の使用方法の情報を

提供しつつ購買意欲を刺激する役割があります。

ネットショップのイメージ写真は以下のような基本の構図を利用して

撮影すると、簡単にハイセンスな印象を与えることができます。

三分割構図

スマートフォンのカメラで「グリッド線」を表示させた場合のように、

画面に縦横に均等に各2本の線を引くと、計4カ所の交点が生じます。

いずれかの交点の上に被写体を配置して撮影すると、

自然に美しいと感じられる構図を実現できます。

対角線構図

画面に2本の対角線を引き、その線上のどこかに被写体を配置する

構図です。例えば同じ商品を2点同時に撮影する場合など、

1点を手前、2点目を奥にして対角線状に配置することで、

単調にならず、画面に奥行きと動きが生まれます。

日の丸構図

シンプルながら被写体の存在感をアピールできるのが、

「日の丸」の旗の円のように被写体を中心に配置する方法です。

余白の取り方次第で印象が大きく変わるため、

数パターンを撮影してみましょう。

撮影のポイント2. 背景で演出する



被写体の背景は、単に商品をはっきり見せるだけでなく、

商品のイメージを伝える演出としても利用できます。

木目調の壁紙やコルク素材などを背景にして撮影するとナチュラルな

雰囲気になり、石やコンクリート素材だとクールな印象になります。

布の質感を生かして、ベルベットで高級感を、ツイードで温かみを、

麻やリネンで涼しげな雰囲気を演出することも可能です。

ネットショップのイメージカラーをそのまま背景に使う、

商品カテゴリごとに色を変えるなどといったアレンジもできますが、

光沢のある背景素材は光が反射するので避け、

ネットショップ全体の統一感にも注意しましょう。

撮影のポイント3. 光をコントロールする

撮影した写真のクオリティーを大きく左右するのが、光という要素です。

単純に明るければ良いわけではなく、光を当てすぎて「白飛び」の

状態になれば商品の全体像が見えにくくなります。

逆に、明るさが足りなかったり光の質が商品に適していなかったりしても、

やはり商品の質感や細部を伝えることができません。

そうした問題を解決するのが撮影用の照明と、

レフ板やディフューザーなどの撮影ツールです。

人間の目で被写体が最も自然に見えるのは、

自然光、つまり太陽の光の中です。

とはいえ直射日光や窓のすぐ近くは避け、室内が自然な明るさになる位置で

の撮影が理想的といえます。

光を柔らかくするには、レースのカーテンを使用する、

窓ガラスにトレーシングペーパーを貼るといった方法も有効です。

被写体に影ができるサイドには、レフ板、または代用として白い画用紙など

配置することで被写体に光を反射させ、明るさを均一にします。

必要に応じて照明やディフューザーを使い、明るさを調整しましょう。

デスクライトのような照明を使う場合、

被写体の斜め上から光が当たるように調整すると自然な光に感じられます。

品目ごとに「買いたくなる」写真を撮影する方法

ネットショップの商品によって、最適な写真の撮影方法は異なります。

食品・飲料、アパレル、小物のカテゴリごとに、「買いたい」と

感じてもらえる写真撮影のコツを覚えておきましょう。

いずれも、三脚を水平に設置する、画面のグリッド線を利用するなどの

点に気をつけて撮影すると、後から写真データを水平に修正する必要が

なく効率的です。

実店舗のように商品に触れることができないネットショップ。

この記事では商品の魅力をしっかりと引き出すための撮影方法を

紹介してきました。商品は単体で撮影するのはもちろんのこと、

使用例を見せるなどの工夫を凝らすと商品を手にしたときの

イメージも湧きやすく、商品の魅力をお客様により

アピールできるかもしれません。

ネットショップごとに最適な撮影方法を試し、

ビジネスの成長を加速させましょう。


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