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CHABOの Summer Night D. J Dinner&MUSIC 南青山MANDALA 2023.8.23.

8月の2回目は、1回目でふれていたロビー・ロバートソンの訃報から、ザ・バンドがテーマになった。

ロビー・ロバートソンについて語りながらも偏ることはなく、ザ・バンドの素晴らしさを自身の思い入れたっぷりに伝えてくれた。ただ、せっかくの機会なので、個人的には、かけた曲ごとにチャボの視点でロビーのギターについて、そのプレイやサウンドなども語ってほしかったけれど。

テーマはザ・バンド

中盤ではチャボが2003年にBIG PINKを訪ねた映像を披露。長い時間をかけて、ついに見つけたBIG PINK。しかも「中に入ることが出来る!」ことになった際のチャボの舞いあがり振り。「そこからはカメラを回さなかったことを思い切り後悔している」と話していたとおり、確かに映像や写真に残されていないのは残念。僕も同感。何故ならば、2014年に浦沢直樹と佐野元春がBIG PINKで対談したNHKの番組で「日本のテレビがBIG PINKに入ったのは初めてらしい」とナレーションがあったため、もしも2003年時点でチャボがカメラを回していたとしたら、テレビで放送するわけではないとしても、それが日本で初めてBIG PINK内を撮影した映像になったかも知れないからだ。

この日も数曲で音飛びが発生した。これまでは笑いで済んだとしても、回数が多くなると、チャボのトークで笑って流せるのも限界がある。持ち込まれたCDもCDラジカセもチャボ自身の私物だし、目の前でかけてくれるのを見ることができるのもこの企画ならでは…だけれども、音楽を届けるプロなのだからこの点はしっかりと対策を講じて欲しいと思う。チャボはDJでもしっかりとゲネプロを自宅でやるそうだし、その際は音飛びはないらしいから、いちばん悔しいのはチャボ自身なのだろうけれど。

ステージにはザ・バンドのジャケットが並ぶ

久々にナマ歌(ザ・バンドの「トワイライト」)も披露してくれたのはスペシャルでよかった。いつもは2時間で終わるところを予定を大きく超えて3時間になったのも、チャボの思いが溢れた結果だと思う。感動的な夜だった。

PLAY LIST

  1. The Weight / The Band

  2. Who Do You Love / Ronnie Hawkins

  3. Tell Me,Momma / Bob Dylan

  4. Whispering Pines / The Band

  5. Up on Cripple Creek / The Band

  6. All La Glory / The Band

  7. The Brand New Tennessee Waltz / Jesse Winchester

  8. Payday / Jesse Winchester

  9. The River Hymn / The Band

  10. Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine) / Bob Dylan & The Band

  11. 「僕等のBIG PINK」で... / 仲井戸麗市

  12. It Makes No Difference / The Band

  13. Altogether Alone / Hirth Martinez

  14. Georgia On My Mind / The Band

  15. Don’t Do It / The Band

  16. When the Night Was Young / Robbie Robertson

  17. The Last Waltz Refrain / The Band

  18. Theme from The Last Waltz(With Orchestra) / The Band

※チャボがBIG PINKを訪ねた映像のバックで流れたのは
 Too Much of Nothing / Bob Dylan & The Band
 Yea! Heavy and a Bottle of Bread / Bob Dylan & The Band


『偉大なる復活』Side-1 A面の1曲目


締めくくりはこの曲で


Music From CHABO BAND
2023年10月15日(日)@EX THEATER ROPPONGI

最後に嬉しいインフォメーションが!

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