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CHABOの Late Summer Night D. J Dinner&MUSIC 南青山MANDALA 2023.9.5.

7月から始まった夏のDJ NIGHT。本日で4回目を迎えた。まずは、ここまで毎回いろいろなテーマで楽しませてもらったが、チャボが持ち込んだCDによっては音飛びが発生するケースがあり、参加者としては心地よく聴けない場面もあった。その反省からか機材を一新。しかもその機材がトラブった場合の予備まで用意して臨んだこの日は、一度も音が飛ぶことなく進行し終了。こんな当たり前のことにホッとすること自体がおかしいが、ともあれチャボ自身も安心したことだろう。

テーマは " 去りゆく夏 " 。とは言っても、特に縛られることのない選曲。ロギンス&メッシーナにハワイの山火事など今の世界情勢に合わせたコメントを交えたり、最後には「Summer’s Gone」のナマ歌も披露しての2時間強。いつもの仲井戸麗市らしいDJの夜になった。

9月になったからか、タイトルが " Late Summer Night " になった 

制作過程や作曲するうえでヒントになった曲をあげ
該当するチャボ自身の曲と共に並べてかけて解説する

これは2018年に同じく南青山MANDALAでDJをやったときのテーマである。そこで明かされたのはあくまでもヒント、インスパイアの対象であり、その曲で何が歌われているか…は話されることはなかったが、なんてったってチャボが自分のオリジナルを解説するという最高のプログラムだった。実は今回、中盤でデイヴ・メイスン「とどかぬ愛(Baby…Please)」と自身の「向日葵 10.9」との類似にふれて、初めて気がついたように言っていたのだけれど、チャボは忘れてしまっているのか、既に2018年のDJで話して…いや、解説している。でも、あらためて両曲を聴いて楽しむことができたのも事実。

" 古井戸時代にジョン山崎がグリンの「ビリーヴ」を楽屋で歌っているのを聴いて " …がニルス・ロフグレンとの出会いとか、" スライド・ギターでいちばん好きなのはローウェル・ジョージ " だとか、この辺りは掘り下げて、いつかDJのテーマとして欲しいなと思う。古井戸が日比谷野音に出たときに、気持ちよくて寝てしまったというお馴染みのエピソードからの「ステージで寝たのは高田渡ではなく俺が最初だ」にも笑わせてもらった。

毎回、目を楽しませてくれる伊藤社長私物のレコード・ジャケット。
今回はマイケル・フランクスとバッドフィンガーが渋い。

5回にわたる今年の夏のDJは次回、9月開催の2回目にあたる20日で最後。不定期でもいいから、今後も開催継続を望みたい。

PLAY LIST

  1. Summer Holiday / Cliff Richard

  2. I'll Think Of Summer / Ronny And The Daytonas

  3. School Is Out / Ry Cooder

  4. Nothin's Easy(For Amy) / Nils Lofgren

  5. Love Earth / Neil Young & Crazy Horse

  6. Swamp River Days / John Fogerty

  7. Baby... Please / Dave Mason

  8. 向日葵 10.9 / 仲井戸麗市

  9. 夏がいっぱい / 仲井戸麗市

  10. Lahaina / Loggins & Messina

  11. All Along the Watchtower / Jimi Hendrix Experience

  12. Ki Ho'alu / Gabby Pahinui

  13. Respect Yourself / The Staple Singers

  14. Summer / War

  15. Girls on the Beach / The Beach Boys

  16. Moonlight Becomes You / Willie Nelson

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