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僕の大好きなやなさん | 貞末真吾のIPOブログ

外部資本を入れてもらうことを決心したら、そこからはスムーズだった。

今まで会社を作って来てからピンチは数十回はあったかな。 でも、なんとかかんとかして生き残ってこれた。なので、なんとかすれば生きられる、って言う自信もある。

でもこの根拠のない自信が新しい道を選ぶ足かせになってたということにも気づいたのだ。

やっぱり僕の会社のことに外野にとやかく言われるのは面倒だからだ。(これは前々回に書いた)

まず相談するのは、お師匠様の柳澤大輔さん(通称やなさん)。

こちらがやなさん

鎌倉で唯一の上場企業、株式会社面白法人カヤックの社長で、サイコロふって給料決めてる狂った会社のボス。 自ら「面白法人」と名乗り、面白いことを資本主義社会のルールに則りやり続けるほんとにすごい会社。

ボク「やなさん、色々何周もまわって、上場目指すことにしました」

やなさん「おお!それはいいチャレンジですね!応援しますよ」

家系ラーメンで育ったボクには拍子抜けするほどのあっさり返事(意志は固め)。 でも、上場経験者が応援してくれる環境は誰にでもあるわけじゃない。有難すぎることだ。

あ、そうそう、やなさんと僕の出会いを少し。

昔から、鎌倉の名前で商売をさせてもらってんのに、僕は目黒に住んで広尾のオフィスで仕事をしていた。鎌倉にいないけど、鎌倉に貢献したいなあと、常日頃から思ってた最中、鎌倉のために頑張ってるIT会社があることを知る。

考える僕


それが面白法人カヤックだったのだが、当時の僕(今から15年くらい前)にはコンタクトするすべも無ければ、具体的に鎌倉のためにやりたいこともなかったので、ただ雲の上の存在のままだった。

雲の上のカヤック

10年ほど前のお盆休み。 鎌倉の実家に帰省していた僕は、父に「今日はなにしてんのー?」と。(家業は追い出されたけど、実家は追い出されてない不思議がここにある)

父「今日は鎌倉本店にカヤックの柳澤さんが来るんだよ」

ボク「えーーーーっ!マジか!関係ないけど連れてってー!」

そんなわけで、鎌倉本店で柳澤さんと初対面。 「カマコン」のプロジェクトのための寄付の依頼にいらして、ものの3分で帰りやがった。

ま、それはさておき、僕は、Facebookでお友達の申請をしたところ、すぐに「カマコン」のお誘いを頂いたのだ。

「カマコン」ってのは、地域を良くしたいと思う人が集まって、みんなで知恵を出して活動するボランティア団体。 僕はこの活動の初期に携ることが出来て、あまりに楽しくクリエイティブだったので、2年後の福岡でたいへーさんと今は無きばんどーさんにお願いして、フクコンを立ち上げることになる。

カマコンは第3木曜日に定例会があるので、最低毎月1回は柳澤さんと顔を合わせることになり、そのうちプロジェクトだったり、飲み会だったり、ご一緒するようになり、気付けば今年に入っては、 週一会っている。

バンコクのゲストハウスのオープニングにも来てもらって、STAND BY MEのオープニングにはお言葉も頂いて、鳥飼八幡宮の肉フェスにもイベント登壇してくれて。実家とうまく行かず落ち込んでる時は、用もないのにわざわざ福岡まで来てくれて。

まあ、とにかくお世話になりまくって僕の40代の8年間で超強烈ななインパクトを与えていただいた。

長くなったけど、この人に恩返ししたい、って思ったのだ。

やなさん「シンゴさん、お金があった方がもっと面白いこと できるよ」

面白法人代表のワードはそりゃハンパなく説得力があるのだ。

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