見出し画像

【資産形成初心者向け】資産形成には不動産知識は重要です(不動産投資ではないですよ)

突然ですが、誰にでも急に不動産を売買する時がくることがあります。自分は賃貸暮らしだといっていても自分の親や親戚、結婚相手の親などそういったケースは一度はあるものです。
その場合、ちょっとでも知識を知っているのとしらないのとでは数百万レベルで変わることがあります。

最近ゆうちょで大量の詐欺まがいの投信売り付けで多くの高齢者が手数料を搾取されていたのはニュースでも大きく取り上げられましたよね。
詳細は専門家に任せるにしても、そもそも基礎知識がないと理解できないしお任せになって搾取されるだけです。
従って資産形成には「不動産知識」はとても重要となりますので知っておいた方が良いと思う知識を記載したいと思います。

画像3

1.知識があるとどの程度得をするのか

私はFP資格の勉強とマンションを2度ほど売買したことがあるだけですが、義理の父が不動産のプロでしたので色々教えて頂いた結果かなり得をしたと思っています。
具体的には最初のマンションは買値880万+リフォーム120万→2年住んで1060万で売却しました。売った理由は子供ができて大きなマンションを買って引っ越したのですが、売るときには単に売値だけでなく、早く見つけられることも重要です。
売れない間は住まなくても管理費などは払い続けるので。その際、個人だけではなく会社も選択肢に入れて探してもらった結果数か月で売却先が見つかり、2年住んだのに買値より高く、無駄な管理費などを払い続けることなかったです。
次は今でも3000~3500万の売値が付く2010年当時築5年の中古マンションを2700万で購入しました。10年以上も経過しても資産価値が減らない物件を安く購入できたのですがこれにもコツがあります。それはこれから書いていきます。

2.物件に関する知識

(1)一軒家の場合
単に間取りや値段だけでなく、物件には種類があるということを知っておくことが重要です。例えば「借地権」で売り出されている物件をよく見ることがあります。借地権ですから読んで字のごとく「土地は借りているだけ」で借りている代金を払っていずれ返すものになる。これだと土地ごと売るより安いので、「お得な物件」のように見えます。最初私もなぜこの物件が他の同じレベルの物件より安いのかわからなかった。理解して買うなら良いですけど理解せず購入すると色々な制約がかかることになります。あなたが全て知っている必要はなく、「物件の種類には色々あるからきちんと調べることが大事」と知っているだけでよいです。

画像2

(2)マンションの場合
マンションの場合は、資産を共同で維持管理していくものですので、その情報が重要になります。たとえば、修繕積立金の状況や管理会社を確認するのがまずは重要です。長年住むのですから、そこで資産価値が大きく変わってきます。こういった情報は事前に言えば見せてもらえるものですので確認しましょう。
こちらも単に間取りや駅からの近さだけでなく、物件の本質である「マンション自体」の価値をキチンと確認することが大事です。特に新しいマンションは売りたいので表面上の情報には良い事しか載ってないことが多いので、確認しておくことをおススメします。

2.仲介業者とのやり取り

一般的には三井のリハウスのような業者に頼んで物件を購入、売却することになりますが、その時の契約形態によって「相手業者の本気度」が変わります。簡単に言えば、「複数の業者に依頼する」か「特定の業者に依頼するか」という事です。複数の業者に依頼する場合は、相手側にはこちらへの報告義務がないのですが、特定の業者に依頼すると報告義務が発生し、契約期間もあるのでかなり本気度が違います。

その分その業者に絞られることになりますのでどの方法にもメリット、デメリットあるのですが、自分で相手を探すつもりがないなら特定の業者に依頼する「専属専任媒介契約」がよいとかありますので詳細は下記のホームページなど参考にしてみてください

https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/baikyaku/bk_knowhow/baikaikeiyaku/

少なくとも契約形態で違いがあることが分かっていれば自分の希望にあうような仲介業者を探せるのでこういう基礎知識が重要です。

画像4

3.契約について

残念ながら契約を一度してしまったら取り消せません。その時によくわからず契約したという事がないようにする必要があります。
最後には当然売買契約をするのですが、その過程にも契約は出てきます。
たとえば、手付金として家を買う人が売る人に手付として渡すお金があります。仮にこの後に解約する時、買う人が解約する場合は「手付金放棄」、売る側が解約する場合は「手付金の2倍を渡す」事になります。手付だと軽い考えで手続きして、後でやめたくなったら不動産の金額にもよりますが数十万とか数百万レベルの損になります。
これを株式やら貯金で生み出すのはとても大変ですよね。こういった契約の話は当然説明してくれますけど、業者任せの人は聞き流してしまう事もある。勉強していれば「聞いておかないと大損する」と理解できるのでキチンときくようになります。

画像1

4.まとめ

「物件の知識」「仲介業者」「契約」を今回とりあげてみましたが、あくまで私が重要だと思った知識の一例です。どれも本業のプロがいますので詳細はそちらに確認するとしても、そのプロを「選んだり確認するポイント」は知っていないと相手に搾取されあなたが大きな損をすることになるのです。

不動産は人生で最も大きな買い物あるいは売り物になるので、皆さんもこの情報をきっかけに色々学んで損をしないようになれば幸いです。
このnoteの情報が為になりましたらフォローやいいねをよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?