譜面台はＰＡが用意するものではありません

タイトルのとおりなんですが。
ＰＡのオファーを受けてアマチュアミュージシャンのライブの本番に臨む際によく出演者から言われる言葉です。

「譜面台を貸してください。」

とりあえず１本だけなら機材車に常備してあるので、お貸しするのはやぶさかでありませんが、ごく稀に

「譜面台はどこ？」
「え？譜面台ないの？」

とか、上から目線で言われると、おいおい、それはＰＡが用意するものではなく、出演者が持参するモノです、と言い返したくなります。（言い返しませんが）

んで、そーゆー人に限って、

「あそこにあるじゃん、貸してよ。」

と言ったりしますが、それは他の出演者が自分用に持参した私物なので、「すみませんが、譜面台を忘れてしまったので貸していただけませんか？」と、懇願するのがスジというモノです。

特にアコギ弾き語り系出演者によく見られる傾向ですが、
・譜面台
・シールドケーブル
・電源ケーブル（延長コード）
・ガムテープ
・工具（ドライバー、ニッパー、ペンチ、等）
等の機材は「自分が用意しなくてもいい」、「ライブ会場に常備されていることがアタリマエ」と思っていらっしゃる方が少なくないですが、いやいや、「出演者側の用途に必要なものは出演者が用意すべきもの」です。

ＰＡ側もこれらの機材は「ほぼ常備」していますが、あくまで「ＰＡ用途」として用意しているのであって、決して出演者へのサービスのためではありません。

ご理解のほどよろしゅうに。

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▼ＩＭＦＯＲＭＡＴＩＯＮ

● 月イチ定例やまぼうしライブ
　　※2020年4月から当分の間、中止とします

会場　コーヒー＆ギャラリー やまぼうし　　　
住所　静岡市葵区辰起町８－１７　電話０５４ー２７１ー１６０２
料金　５００円 （ワンドリンク付き）

▼参考リンク
ＢＬＵＥＳ和也のＳｏｕｎｄＣｌｏｕｄ
ＧａｒａｇｅＭｉｈｏのＹｏｕＴｕｂｅチャンネル旧ブログ「だからＰＡ屋なんですってば」のアーカイヴ