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「悪魔の証明」の要請は時間のムダ

ここ数日、国会では立憲民主党の小西洋之議員による高市早苗経済安全保障担当大臣への放送法に関する追及がトピックとなっています。
オイラは「アンチ小西」なので、一連の小西発言を「何を言ってんだ?こいつ。」という観点でしか見ることができません。
そうなると、インターネットで関連ニュースや解説動画を漁っていると、「AI」が気を利かしてくれているのか、オイラの考えに近い情報ばかりが溢れているように感じます。

一方、小西議員を擁護するニュースや解説動画もありますので、気は進まないものの、一応、目を通すように心掛けている今日この頃。
まあ、小西議員が「悪魔の証明」を要求している時点で「嫌がらせ」であることは確定しています。
つーか、国会で「論理的に証明できないことを要求している」言動が確認できた時点で、議長は発言者に意見の撤回を求めるべきなんじゃないでしょーか。

また、論点が当初のハナシから随分と紆余曲折していたり、ツッコミどころが無数にあることから、インターネット上の意見も見当外れのものが多く、「もっと情報を精査してから発言しろよ」と思ってしまいます。
オイラ的には3月9日時点においては、次の解説動画がイチバン的を射てるように感じています。

問題となっている4枚のメモ(稟議・回覧していない走り書きでも公文書と見なされるのだそーだ)の中で、高市氏が安倍総理に電話をかけたことになっていますが、高市氏は「私はそんな電話などしていない」と断言しており、もし仮に電話していたとして、なぜその電話の内容を職員が知っているのか?と発言されました。

高市氏は「当事者」なので、当然、真実を知っています。
高市氏が主張する「真実」は「私は電話していない」なので、「電話メモ」を書いた者は伝聞を憶測で書いたのか、故意に高市氏を貶めるために捏造したのか、と疑うのは当然でしょう。

自分の身に置き換えて考えてみます。

ある日、会社に出勤すると上司から「おまえ、電話でA氏にB案件のことを言っただろう!」と因縁を付けられます。
まったく身に覚えがないので、「そんな電話していません」と否定する。
すると上司は、「ここにお前が電話をしたというメモがあるぞ」と言われる。
そのメモには、日時も、誰が作成したのかも書かれていない。
当然、私は「誰がこのメモを書いたんですか?」と問い質します。
上司は「そんなことは知らん。身に覚えがないと言うのなら、お前自身で電話していないことを証明しろ!」と言われる。

おいおい、論理的に言って、「電話した」ことを証明することはできるが、「電話していない」ことを証明するには、関係者数十名にウラを取らなければならないし、そのウラが本当かウソなのかを証明できる手段もありません。
そうなると残る手段はただひとつ。
A氏に、私がいつ電話したのかを直接確認する以外にありません。

もっとも、A氏が私を貶めようとしてウソをつく可能性もあるので、当事者しかわからないこと、たとえば電話したとされる時間が物理的に電話可能な時間であったか(例:運転中なら電話することはできない)、等を聞き取って、ウソを暴く手立てが必要となりますが。

それにしても、高市氏擁護派も、小西議員擁護派も、かなり強気な主張を述べられていますなあ。
果たしてどのように決着するのでしょーか。

オイラは、国会騒乱罪(?)で、さっさと小西議員を日本から追放して欲しいんですがね。

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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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