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目標は「楽譜がなくても弾き語れるようになる」ことでした

ここ2~3年は、ほとんどライブ出演することはなく、ひたすらオープンマイクイベントに出没しているオイラです。
幸運なことに、カバー曲を演奏するオープンマイクでは「よく楽譜も見ずにコード進行を覚えていますね」と声を掛けていただくことがあります。

オイラの場合、「ステージに立つときは、極力、楽譜を見ない」ことを目標にしてきましたので、そーいった意味では目標に向かって現在進行中であると思っています。
もっともオイラの場合、五線譜はまったく読めませんので「楽譜」ではなく「コード譜」というのが正確なんですが。

その「コード譜」も約20年前からはほとんど使わないようになりました。
いや、使う必要がなくなってきた、ということです。

その理由は、昔から練習している「耳コピ」の精度が上がってきたことが大きく影響しています。

ひとくちに「耳コピ」と言っても、ギターソロの旋律を完コピするモノや、楽曲のキーを基にコード進行を解析するモノなど、いくつかの種類に分けられます。オイラが得意とするのは「楽曲のキーを基にコード進行を解析する」ことです。

「耳コピ」の大まかな手順としては、
・まず原曲の「キー」を解析し、
・次に「この曲に使用されると予測されるダイアトニックコード」を確認、
・転調や代理コードなどが挿入されるポイントに目星を付け、
・実際に原曲を流しながらコード進行を確認し、
・違和感を覚えた箇所は何度も聴き直して、
・編曲の観点から「使用される可能性のある編曲技」を予測しながら正しいコードを探していく。
・それでも特定できなければ、ベースラインを弾くことでお茶を濁す。
・印象的なリフやベースライン、オブリガートをコピーする。
といった作業を行っています。

このような練習を5年も続けていると、コード進行を「コードネーム」ではなく「ディグリーネーム」で把握することができるようになります。

▼ディグリーネームについてはこちらのサイトを参照あれ。
コード進行をディグリーネーム(度数表記)で覚えるべき理由とメリット

さらに、アコギ弾きには必要不可欠なギアであるカポタストの使用を封印する、つまり、ハイポジションのコードフォームに慣れる練習を併用することにより、かなり立体的にコードフォームの相対関係を把握できるようになります。

たとえば、キーが「Aメジャー」の場合に使えるダイアトニックコードのポジションなどは瞬時に把握できるので、原曲の雰囲気がわかっていれば、「恐らくこの曲のAメロ進行は Ⅰ→Ⅲm→Ⅱm7→Ⅴ7 だな」と予測を立てながら、雰囲気で演奏することが可能です。
さらに、印象的なリフやテーマ部の主旋律をコピーしておけば、リスナーに対するキャッチ―度は当社比5割増しとなること間違いなし。(そうか?)

というワケで、あくまで「オイラの場合」に限ってですが、耳コピ練習とカポタスト封印の併用により、コード譜がなくても多くの曲を演奏できるようになる・・・かもしれません。(汗)

なんてな。

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▼IMFORMATION
● 月イチ定例やまぼうしライブ
  ※2020年4月から当分の間、中止とします
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし   
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ

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