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2022年7月21日、吉田拓郎「最後のテレビ出演」を果たしました。
番組を見た率直な感想は、「この内容で終わっちゃっていいの?」でしたが、振り返ってみれば、吉田拓郎には何度となく「スカされた」過去がありますんで、十分に予想できたエンディングとも言えますが。

ちなみに「スカされた」というのは、例えば、大盛り上がりのライブの最後にお約束の名曲を演らずに、初めて聴く新曲を披露したりだとか、突然、「もう昔の曲は演らない!」と宣言したりとか、ということです。

でまあ、吉田拓郎の名曲といえば、やはり「落陽」は欠かせないでしょう。
昨日放送の「LOVE LOVE あいしてる」では、突然、拓郎が「キーを半音上げよう」と言い出して、バックミュージシャンが大慌てした、とのエピソードが紹介されていました。

ちなみに本曲の初披露は1973年で、この時のキーは「C#マイナー」。
1979年のツアーでは半音上がって「Dマイナー」。
その後、時期は定かでありませんが、「Cマイナー」に変化します。
恐らく高音の発声がキツくなったためと思われます。
その流れで、この日も当然のように周りのスタッフは「Cマイナー」で準備していたのでしょう。
しかし、「これが最後」であるゆえ、拓郎の意地が半音上げのオリジナルキーへのチャレンジに繋がった・・・と、拓郎ファンの一人として勝手に妄想しております。

吉田拓郎ファンであれば、どの年代の「落陽」が好きか、好みが分かれるところだと思います。
オイラ的には、田中清司がドラムを叩いている1973年のオリジナルバージョンはもちろん大好物ですが、実は1979年の島村英二がドラムを叩いているバージョンの方が好きでございます。

もちろん、オイラがアコギ弾き語りカバーするときは1979年バージョンのリズムグルーヴをコピーしておりますってば。(キーはC#マイナーですが。)

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▼IMFORMATION
● 月イチ定例やまぼうしライブ
  ※2020年4月から当分の間、中止とします
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし   
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ

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