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「スモーク・オン・ザ・ウォーター」と「スタンド・バイ・ミー」

オープンマイクやブッキングライブ等に参加すると、最後に「みんなでセッション」になだれ込むケースが少なくありません。
その際には、当然、「みんなが知っている曲」を演奏することになりまして、中でも定番なのが「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「スタンド・バイ・ミー」だと思います。

どちらも原曲は名曲中の名曲ですが、こと「セッションにおける選曲」という観点に限っていえば、オイラ的には「スタンド・バイ・ミー」が大きらいです。
なぜって、イントロ~Aメロ~サビ~間奏がすべて同じコード進行なので、楽器演奏があまりうまくない、というか、ハッキリ言って「ヘタクソ」が演奏すると、まったく抑揚がない、平坦なグルーヴのまま淡々と曲が進んで、そしてなんとな~くエンディングを迎えることになり、なんつーか「消化不良」感が拭えないと感じるからです。

一方、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の方は、イントロとAメロは同じ似通ったコード進行ながら、あの強力なリフがある・ないでメリハリがつけられるし、サビにはノンダイアトニックコードが登場してより一層のメリハリが出せます。
さらに、「ライブ・イン・ジャパン」でお馴染みのエンディングが「世界共通のお約束」として認識されているので(ホントか?)、バシッと決まれば気持ちよく終了できるというメリット(?)があります。

逆を言えば、「スタンド・バイ・ミー」で起承転結のような抑揚を付けたアドリブ演奏ができるようになれば一人前、ということだとオイラは考えます。

みなさんは、ジャムセッションするならどちらの曲がお好みでしょーか?

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▼IMFORMATION
● 月イチ定例やまぼうしライブ
  ※2020年4月から当分の間、中止とします
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし   
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ

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