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楽器の演奏は認知症リスクを●●●

本日(2024年10月1日)、ヤフーニュースにてこんな記事タイトルに目が留まりました。

「楽器の演奏」「人とのおしゃべり」はさほど効果なく登山は逆効果
…認知症の予防に本当に効くスポーツの名前

▼以下、記事の一部を無断転載させていただきます。

「仕事に生きがいがある」人は認知症リスクが低い

脳を活性化させ続け、人生の最後まで認知症にならないために、私たちは何をすべきでしょうか?  実はこの問題は、今、医学界でもっともホットなテーマと言ってもいいくらい、注目されている研究テーマです。
というのも、老人斑があり、軽度から中等の認知症だとされる人の約40%が、「生きているときにまったく認知症の症状を示していない」ことがわかってきたからです。
このことは、「脳には、高齢になってから生じる異常を補うシステムが備わっている」ことを示しています。
注目されているだけあって、近年までに「脳の老化防止」について、数多くの論文が発表されています。これらの研究から、脳の老化防止には何が有効だとわかるのでしょうか?
まず、「仕事に生きがいがある」という人は、そうでない人にくらべて認知症の危険が低いことがわかっています。
さらに、チェスなど知的な刺激のある趣味のある人の危険率も低いこと、また、読書をよくする人も、非常に認知症のリスクが低いことが明らかになっています。
それに比べて、「楽器の演奏をすること」や「文章を書くこと」「人とおしゃべりをすること」などには、さほど認知症のリスクを下げる効果がなかったのですが、それでも何もしないよりはずっと効果的です。
要するに、「引きこもってボーッとしてしまうこと」が、認知症の予防には一番よくない習慣であるわけです。読書や囲碁、将棋、麻雀など、楽しいと思える知的な趣味を持つようにすることが大切でしょう。

・・・ということなんだそーです。
もっともひと口に「楽器の演奏」と言ってもかなりの幅がありますので、恐らくジャズ系の「瞬時に脳内で音楽理論を総動員してアドリブソロを考え、実際にそのとおりに弾けるまで練習を繰り返す」というような、刺激的な楽器演奏をたしなんでいる方には、認知症リスクを下げる効果があるような気がしますが、数十年前からず~っと同じ曲を演奏し続けているにもかかわらず、未だに上達を実感できていないようなマイペースの方の場合は、認知症リスクを下げる効果は期待できない・・・のではないか?と思う次第です。

さて、それではオイラの場合はどうなんだろう?
オイラはオリジナル曲づくりはせず、専ら昔の有名曲の完コピ弾き語りカバーを行っておりますが、コピーの際は、市販の楽譜やネット上のコード譜データベースなどは活用せず、「耳コピ」で今まで習得した音楽理論を踏まえながら完コピしていくという方法を取っているので、耳コピしていない方よりは、それなりに脳に刺激を与えている・・・ような気がしますが、その程度の脳の運動量では効果なしかもしれませぬ。

いずれにせよ「自分は楽器演奏を嗜んでいるから認知症にはならない」という思い込みは「まったくのデタラメ」らしいので、過剰な期待はしないことが大事です。

つーか、数十年前のフォークソングを、数十年間、繰り返し繰り返し弾き語ることが「認知症リスクを下げる効果がある」と聞いても、オイラ的にはかなりマユツバだったので、今回の記事を読んで「やっぱりそうだよなー」とある意味、留飲を下げたというのが正直な感想です。
そんなことで認知症リスクが改善できるのなら医者は要りませんわな。
そんなに美味いハナシなど、あるわけないっ!


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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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