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和モノ・レアグルーヴの名曲

一昨日(2021年5月5日)のnote記事でご紹介したKHRUANGBIN(クルアンビン)のアルバムをアップルミュージック(定額音楽聴き放題サービス)で検索していたら、こんなアルバムがヒットしました。

▼ Late Night Tales / KRUANGBIN

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ぬわんとこのアルバム、名義は「KHRUANGBIN」とクレジットされていますが、収録曲のうち実際に彼らが演奏している曲は1曲のみ。
では、それ以外の曲は誰のなんという曲なのか?

▼こちらがAmazonでの商品説明

クルアンビンが世界中で愛されるコンピに満を持して登場! !
アジア~アフリカに至るまで世界各地の楽曲を収録し
さらに日本からはショーケン主演ドラマの主題歌でも知られるあの日本産レア・グルーヴ大名曲も!

世界中で愛される“夜聴き"コンピの決定盤【Late Night Tales】シリーズ最新作は、クラシックなソウル、ダブ、サイケデリアを注ぎ込んだミッドナイト・ファンクで人気を博すグルーヴ・トリオ、クルアンビン。
過去にはこのシリーズでボノボが彼らの楽曲「A Calf Born in Winter」(『全てが君に微笑む』収録)を選曲したことによってバンドが最初に注目を集めたという経緯もあり、今回は満を持しての登場となる。
今回のコンピレーション/ミックスはインドにルーツを持つイギリス人プロデューサー、ビドゥ(Biddu)がプロデュースしたパキスタンのシンガー、ナジア・ハッサン(Nazia Hassan)によるどこか哀愁漂うヒンディー・ディスコ「Khushi」や、韓国のロックバンド、サヌリム(Sanullim)による軽快なグルーヴが気持ちいい「Don't Go」、ナイジェリアのマクスウェル・ウドゥ(Maxwell Udoh)とエチオピアのロハ・バンド(Roha Band)によるアフリカからの名曲達、そしてベラルーシの人気バンド、ピェスニャルィー(Песняры)の楽曲や激しいヴォーカルのパフォーマンスに魅了されるスペインのパロマ・サンバシリオ(Paloma San Basilio)の楽曲などを収録。
そしてなんとエクスクルーシヴ・トラックとして、クルアンビンによるクール&ザ・ギャングの名曲「Summer Madness」のカバーも収録。
さらに日本からは世界に誇るKing Of Diggin'ことDJ MUROのレコメンでも知られるメロウなレア・グルーヴ大名曲、77年の故・萩原健一(ショーケン)主演ドラマ「祭ばやしが聞こえる」主題歌の柳ジョージ「祭りばやしが聞こえるのテーマ」がセレクト!
コンピレーション/ミックスの最後は彼らの地元でもあるテキサスからジェフリー・ミュラー(Geoffrey Muller)がバンジョーでカバーしたエリック・サティ「Gnossienne」に、同じくテキサスのティアニー・マローン(Tierney Malone)がスポークン・ワードをのせた楽曲で締めくくられている。
全体を通して国境や文化を越えた選曲となっており、世界中の音楽に対する深い愛情と彼らの音楽的ルーツが感じられるものとなっている。
国内流通仕様盤CDにはアーティスト本人による全曲解説対訳が封入され、限定輸入盤2LPはオレンジ・ヴァイナル仕様でのリリースとなる。

よーするにこのアルバム、「クルアンビンが影響を受けた楽曲のコンピレーション」ということなんだそーです。
日本未発売の楽曲が大半を占めており、曲名、演奏者名もネイティブ表記であるため、どこの国の言語かわからず、当然、読み方も不明のものが多数となっています。

特筆すべきは、日本からも柳ジョージの作品が含まれていること。
柳ジョージと言っても、「演歌ロック」ジャンルからのセレクトではなく、和モノ・レアグルーヴの名曲「『祭りばやしが聞こえる』のテーマ」が選ばれている点がミソですな。

  クルアンビンの楽曲にどことなく日本テイストを感じると思ったら、やはり影響を受けていたんですな。納得です。

ちなみにこの曲、オイラのアコギ弾き語りの得意ワザのひとつでもあるので、この曲をクルアンビンがセレクトしてくれたことがヒジョーにうれしゅうございます。

なんてな。

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▼IMFORMATION

● 月イチ定例やまぼうしライブ
  ※2020年4月から当分の間、中止とします

会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし   
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)

▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル
旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ


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