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「モード」につまづく

オイラが22歳の頃、行きつけの楽器店の「ジャズギター教室」に2カ月ほど通いました。
「教室」とは言っても、マンツーマンでのレッスンだったので、予め決まったカリキュラムに基づいて教えを乞う、というより、オイラの方から一方的に質問攻めを行い、先生がひとつひとつ丁寧に解説してくれる、という内容で、正直、あまりギターそのものの演奏練習はしていませんでした。

たとえば、当時のオイラは吉田拓郎に代表されるフォーク系の弾き語りしかできませんでしたが、山下達郎のAORっぽいギター伴奏を修得したいと思っていたので、山下達郎の市販ギタースコアを持参して、なぜ、ここでこのコードを使用するのか? フォークならもっと簡単なコードで済ませているのに、それでは駄目なのか? といった質問をしていました。

そこで初めて「テンションコード」なるものの存在意義というか、コード理論に基づく必然性等を理解できたワケです。
ちなみに、ここで教えていただいた「リハーモナイズ」に関する基礎知識はマジで一生モンの知恵となりました。深謝でございます。

また、アドリブ演奏には必須の知識・演奏テクニックである「スケール」についても色々と教えていただきました。

・・・が、その時に教わった「モード」に関しては、あれから35年以上経過した現在でもまったく活用できていません。
辛うじて6つのモード(イオニアン、ドリアン、フリージアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアン)のポジショニングは把握しているものの、実際のアドリブで活用できているのはドリアンくらいでしょうか。

ジャズのライブを観に行っても、いま、実際に使われているスケールを聴き分けられるスキルには至っておりません。
まだまだ修行が足りませんな。

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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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