見出し画像

1970年代に大活躍したキックボクシングのナンバーワン選手である
沢村忠 さんが亡くなられました。
享年78。
197●年に新しいプロスポーツとして産声を上げたキックボクシングは、その後の検証本等の情報によると、ケツ決め(予め勝敗を決めてある試合)、半ケツ(敗者側にのみ負けを指示してある試合)、ガチンコが混在していた・・・旨の記述を記憶していますが、果たしてどこまでが真相なのかはマユツバです。

ただし、沢村忠さんこそが日本に「キックボクシング」を知らしめた第一人者であることに異議を唱える人は一人もいないはず。

オイラも1970年代に毎週月曜日19時からTBS系で放送されていた「YKKアワー キックボクシング中継」を見ていたクチで、落語家の方(お名前は失念)が務めるリングアナウンサーの名調子による選手コールをいまでもよく覚えています。
TBSスポーツ中継のテーマソング、寺内大吉氏による名(迷?)解説も懐かしいです。
タイの強豪選手であるチューチャイ・ルークパンチャマに惨敗したときは呆気に取られたモンです。
富山勝治、稲毛忠治、飛馬拳二、亀谷長保・・・なつかしいなあ。

そういえばオイラ、キックボクシング中継以外のテレビ番組で沢村を見た記憶がまったくありません。
恐らく「スター千一夜」とかに出演していたのではないか?と妄想しますが、真実やいかに。
つまり、リング以外での立ち居振る舞い、喋り方、人間性、品行など知る由もなかったワケですが、リング上での佇まいから勝手に「人格者」であると思い込んでいました。
後年、関連書籍やネット情報を見ると、誰よりも真面目で、誰よりも練習していた、との証言があり、なんつーか、とても安心してしまった次第です。

思えば、引退後は表舞台から完全に姿を消し、いち武道家(空手家)に戻って、子どもたちに空手を教えていたというエピソード(引退から数十年後に発覚))などからも、その人となりが計り知れます。

歴史に「if」は禁物ですが、もし、沢村忠の現役時代に総合格闘技が誕生していたなら、率先して挑戦していたかもしれませんねえ。

なんてな。

画像1


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

▼IMFORMATION

● 月イチ定例やまぼうしライブ
  ※2020年4月から当分の間、中止とします

会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし   
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)

▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル
旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?