久しぶりの Ｘ３２

先日（２０２３年９月３０日）、「カフェブラット・マンスリーライブ」に出演させていただいた際のこと。
ぬわんと、その日にＰＡ担当の予定だったイッキさんが突然の体調不良のため、急遽、オイラがＰＡも担当することと相成りました。

カフェブラットのホールに常設のミキサーは ベリンガー Ｘ３２。
定番のデジミキではありますが、オイラ的には年に１～２回ほど、この場所でしか触ることのないマシンなので、使い方を思い出すまで時間がかかります。

オイラは約２０年前、Ｘ３２ の前機種となる ＤＤＸ３２１６ を愛用していたので、ベリンガーの流儀といいますか、ルーティング画面の表記等には慣れているつもりでしたが、いやー、Ｘ３２ のルーティング画面はわかりにくい！
バス、ミックスバス、ＦＸバス、メインバス、グループ、ユーザーカスタムアサイン、等々、メニュー階層がヤマハ系とはひと味違うので、直感的に辿り着きたい階層にアクセスできず、苦労いたしました。

また、ベリンガー機器の欠点だと思いますが、経年劣化によりロータリーエンコーダーの反応がヒジョーに悪いと感じました。
たとえば、サッと回してリバーブタイム（ディケイタイム）を瞬時にセットしたいのに、素早く回すと反応せず、カチカチとゆっくり回すと１セカンドずつ値が変化していく・・・って、こんなスピードでどうオペしろちうねん！

ＤＤＸ３２１６ も５年以上使っていたら、ロータリーエンコーダーの動作が不安定になり、また、突然、全機能がフリーズするという異常事態が起こったりしたので、やむなく ヤマハＯ１Ｖ９６ に買い替えたということがありました。

ＤＤＸ３２１６ はとても使いやすく、また、横にチャンネルフェーダーのインプットメーターが装備されていて、常時、インプットレベルを監視できる、ストレスフリーの機種だっただけに残念でした。
できれば Ｘ３２ のインプットレベルメーターもフェーダー横に装備して欲しかったですねえ。

オイラ的には、最近はもう ｉＰａｄ による遠隔操作に慣れてしまったので、今さら物理フェーダーを搭載したデジタルミキサーが欲しいとも思わなくなってしまいました。
カフェブラットの Ｘ３２ も ｉＰａｄ で遠隔操作できるよう周辺機器（無線ＬＡＮルーター等）を導入～設定して欲しいですなあ。

え？ オレが設定しろってか？
やだねったら、やだね～。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
▼参考リンク
ＢＬＵＥＳ和也のＳｏｕｎｄＣｌｏｕｄ
ＧａｒａｇｅＭｉｈｏのＹｏｕＴｕｂｅチャンネル旧ブログ「だからＰＡ屋なんですってば」のアーカイヴ
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆