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ソバカスのある少女 / ティン・パン・アレイ

1975年リリース、ティン・パン・アレイの1stアルバム「キャラメル・ママ」収録曲。「ソバカスのある少女」

ティン・パン・アレイ名義ではありますが、実質的には鈴木茂(と南佳孝)のソロプロジェクトであると思われます。

ちなみにオイラ、BLUES和也という源氏名を名乗ってはいますが、実はシカゴ・ブルース、デルタ・ブルースに代表されるスローなハチロクブルースのリズムというか、グルーヴが大の苦手でして、さらにちなみに、その次に苦手なグルーヴが「ボサノバ」でございます。

本曲はベタではないものの、ボサノバ風味のグルーヴで展開されていまして、オイラ的には苦手分野のはずなんですが、なぜか本曲に関してはアレルギー反応がほとんどありません。
決してネガティブな意味ではなく、AORに寄せた「エセ・ボサノバ」グルーヴである点がオイラ的「許容範囲」内に収まった・・・なんて言い方をすると、テメーは何様だ?と言われそうですな。

本曲のキーはBメジャーで、ノーカポでアコギ弾き語りカバーするには少々キツいポジションですが、半音上げればCメジャーなので、この方法でカバーするのが得策でしょう。

一聴すると、特に難しそうな曲とは感じませんが、実際に耳コピしてみると、Ⅱm7(onⅤ)と採るか、Ⅴ7sus4と採るかの見極めが、個人の好み、あるいは奏法の好みで分かれるところがあったり、サビ(大サビ?)パートの転調が、転調と採るか、リハモと採るか、こちらも考えが分かれるところと感じるなど、かなり「考えさせられ楽曲」と思った次第。

オリジナル曲制作のヒントとなる「仕掛け」が仕込まれる、と言えなくもないので、腕に覚えのある方はぜひ耳コピに挑戦してみてくらはい。

なんてな。

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▼IMFORMATION

● 月イチ定例やまぼうしライブ
  ※2020年4月から当分の間、中止とします

会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし   
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)

▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル
旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ


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