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治療日記(2024.2.28~)

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再発がんの治療をスタートすることになりました。 このマガジンは自分の記録用の治療日記をまとめています。 キイトルーダとレンビマの併用療法は2022年に保険適用になったので、経験者…
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#入院

【治療日記23】5回目のキイトルーダ点滴

キイトルーダの点滴入院もすでに5回目。慣れたものである。 いつもの手順で採血・採尿を済ませ、問題ないことがわかったので入院病棟へ。 今回は大部屋でも場所が入口付近ではなく奥のほうの部屋で、なおかつ部屋の中の窓側だった。ラッキー! 入口付近と違って静かだし、トイレと給湯室もすぐ目の前。たった1泊だが、快適に過ごせるに越したことはない。 しかし、場所は良かったのに、同室者が……。 前の人は昼間からものすごいイビキをかいていて、看護師さんとの会話が聞こえにくいほどだった。さすがに

【治療日記21】病気以外のことを悩むくらい治療は順調だ。

22日は4回目のキイトルーダ点滴の日。 いつものように採血と採尿をして、入院手続きも終えてから1時間ほど結果を待つ。結果が悪ければ入院できない。 でも、最近は体が慣れてきたのか、10mgだと強い副作用がなくなった。高熱も関節痛も高血圧も頭痛もなく、倦怠感とお腹(恥骨)の痛みのみ。比較的元気で食欲もあるので、たぶん大丈夫だろうなと思っていた。 名前を呼ばれて診察室へ入ると、主治医が「どう?」と聞いてくる。 なんだか含みを持った聞き方だったので、何かダメだったのかと不安に思いな

【治療日記18】自ら大部屋に入る

昨日は3回目のキイトルーダ点滴の日。9時半から採血と検尿をして、結果が出る11時まで待つ。その結果を見て、入院していいか主治医が決めるのだ。 2週間近くも休薬していたので大丈夫だとは思うが、一度帰らされた経験があるので、結果を見るまで安心できない。ドキドキしながら待った。 診察室に呼ばれて、主治医の顔を見たら、「あ、大丈夫だな」とわかる。 「血液も尿も問題なし!キイトルーダの点滴受けてください」 よかった!第一関門突破。 「しんどくなったら、ずっと入院しててもいいからね」

【治療日記16】緊急入院!

レンビマ14mgを始めて1週間が経った。 倦怠感くらいならよかったが、39度の熱が続いて、手が震え、スマホも触れなくなった。数行書くのに何分もかかった。 食欲不振で、体重はいよいよ37キロ台に。 何もできずに寝ているだけの数日間。 でも逆にお腹の痛みはない。良くなってると言い聞かせ、頑張ってきた。 結果は、ガンは小さくなっていた。先生もまたびっくりで、「2センチくらいは小さくなってるかな」と言う。 ただ無理をしすぎて、体に異常が出ているし、目を離せないと。毎日点滴、毎日検

【治療日記13】キイトルーダはできたけど、痛みが辛い

4月1日(月)入院。 入院前の採血チェックはギリギリセーフ。肝臓の数値はまだ高いものもあったが、かなり落ちて正常値に近くなっていたので、レンビマ休薬がよかったのだろう、と。 とりあえずキイトルーダは点滴OK! レンビマはというと、主治医はかなり悩んでいたが、結果的に「あと一週間休薬してみよ」ということになった。 これで肝臓が完全に戻ったら、キイトルーダの副作用でないことがはっきりする。それを確かめるために休薬しよう!という作戦だ。 レンビマも早く戻したいが、キイトルーダだけで

【治療日記2】治療スタート、入院1日目

今日から治療がスタートした。 キイトルーダは一泊入院して点滴するのだが、レンビマは朝ご飯の後に家で飲んでおくように言われていた。 初めての薬はドキドキする。 カプセルタイプの飲み薬なのだが、シルバーのごっついパッケージに入っている。こんな大きいの飲めるのかなと不安になりながら開けてみたら、ものすごく小さなカプセルが現れた。 「ちっさっ!」と思わず声が出たほどだ。(今度写真撮ります) 「この薬はとても効きます。副作用も起きません。私の味方です」 と自分と薬に言い聞かせながら