歴代彼氏愛憎記録①

Twitterでアンケートに答えてくれた物好きの為に面白いかどうかわからんが適当に私の歴代彼氏を紹介していくぜ!


①初カレ

時は2016、スプラトゥーンが発売され早1年が経った頃、私は初めて「カレシ」という物ができた。

出会いは大手古参出会い系サイト「Twitter」スプラトゥーンをよく一緒にやっていた。

オフのきっかけは住みが同じ市内であり、割と顔が好みだったからだ。

当時のブルースは外見に自信が無く、自分が「男」という神聖なる生物に付き合うことは愚か、触れることさえおこがましいと思っていた。

だが人一倍男に興味があった。

万一にも自分がその男と付き合えるとは思っていなかったが、なんやかんやあって付き合うことに成功した。

初めての彼氏。高揚、優越感。

舞台裏の芋女が引っ張り出され、照明の当たる舞台中央へと導かれたのだ。

嬉々として次の日友達に報告した。皆が驚いた。当たり前だ。なんせ私は愛嬌こそあれど、女性らしさといったものは持ち合わせていない。

クラスでもいじられキャラ、告られたことも告ったことも0回。

むしろ、女性らしさを出すのが苦手だったのだと思う。デブ・ブス特有の「自分なんかが」という、アレだ。

「おめでとう!」

口々に皆が言う

コンプレックスをそこそこ抱える私だが、仲良くしてくれる友達もそこそこいた。

「ブルースでさえ恋人ができたのに…」

1人が放ったこの一言に私は大変ショックを受けた。朝はご飯1杯、昼はパン2つ、夜なんかラーメン1杯しか食べれなかった。健康体である。

食事量はさておき、ショックを受けたのは大真面目な為、この子とはその一言をきっかけに卒業までほとんど会話をすることは無くなった。

そして話は彼に移る。

付き合って暫くは外で遊んだりしてたと思う。

それから暫く後、スプラトゥーンを一緒にしたり、スマブラをしたりしていた。家から出ないことが増えた。

それからまた暫く、何回も外で遊ぼう、夏祭りに一緒に行こう。と誘っても、結局は遊ばなかった。家から出ないのである。

きっと、私と居ても楽しくは無かったのだろう。だが、温情でなるたけ体力の使わないゲームだけはしてくれていたのに違いない。

私が浮かれていただけだったのだ。恋人という名前に囚われ、悶々とする日々を送っていた。

いつ来るかわからないLINEを待ち続けるのも飽きた私はついに別れることを決意した。

たしか、「別れよう」とLINEで1つ送ったら「ほいほい〜」とだけ書かれた文が返ってきて終わった。あまりにも呆気ない(笑)

なんせ初カレ、別れてからもまだ執着していた私は友達、という関係に落ち着いたと見せかけ、ネトストや、なんかの拍子に相手から復縁持ちかけられたりしないかな〜とたまに遊びに誘ったりした。

体重と愛の重いこの女とそれなりに遊んでくれていたので、彼はきっとそれなりにいい人なんだろう。と今は思う。


これが私の初カレであり、今後の私の恋愛観に大きな影響を与えた男である。

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