昔話

子供の頃、世界の昔話みたいなタイトルのタウンページくらいのサイズの本を持っていました。
実家のどこかにあるかもしれないし、もう処分してしまったかもしれません。
今思うと結構高価な本だったかもしれません。
たくさんの物語が載っていたので、昔話の絵本を1冊づつ買うより、結果的には安い買い物だったかもしれません。
小学生の頃、その本に載っている昔話が面白くて、飽きもせずに読んでいました。

世界の昔話なので、日本のは載っていなかったと思います。
有名どころで、親指姫や人魚姫、オオカミ少年、
スーホの白い馬やウィリアムテルもあったかな。
シンドバッドの冒険、アリババと40人の盗賊、パンを踏んだ娘とか…

高校時代、得意な科目は世界史だったのですが、
今思うと、昔話を読んでいたことが原点だったように思います。
昔話を読んでいた影響かもしれませんが、怪談話と神話が好きで、
その辺から、自然と民俗学や地理、土地の風習に詳しくなっていったのかもしれません。
おかげで、得体の知れないカタカナに抵抗がなく、
人名や地名のカタカナ表記で、なんとなくどの辺の言語かがわかるのです。
それに、カールとカルロスの違いが、説明されなくても理解出来たのは、世界史の理解度を深めるのに役に立ったと思います。

自分の原点のひとつ。

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