フラッシュドロー アグレッサー側の戦い(ターン編)

こんにちは!blueです。
【フラッシュドロー アグレッサー側の戦い(プリフロップ・フロップ編)】
という記事を前回、書きましたが、今回はその続き、ターン編です。


ターン:K♠ 4♠ 7♡ 9♢

(♠は落ちず、9♢が落ちる)

ここでもフラッシュドローの時と、その他の違いを分かりやすくするため、
両方のアクション比率を載せておきます。

BTN全レンジ ターンのアクション比率
BTNスート(フラドロ) ターンのアクション比率

フロップよりもスーテッドハンドと全レンジで大きな差が出ました。
全レンジではcheck61.6%、raise38.4。
要はBBがフロップcallしたことで、「何かしらある」と思い、
そう簡単にはベットできなくなったのだと思います。
そのため、ブラフをしづらくなったのだと思います。
そう考えると、当たり前すぎる話ですが、
エアブラフでダブルバレルはほぼ推奨できないんですね。
(私、けっこーそれで痛い目見てきました)

スーテッドハンドではcheck37.5%、raise62.5%と
多くのハンドでダブルバレル推奨しているようです。
これほどダブルバレルうてるのはやはりフラドロの強みですね。

BTNスート(フラドロ) ターンのハンド別アクション比率

ここの分析は非常に難しいですが、ザックリ要点をまとめると
1.ショーダウンバリューがあれば、check
2.ショーダウンバリューがなければ、ベット
3.強ければベット

だと思います。

1.ショーダウンバリューがあれば、check
AQ~ATはcheckです。
これはフロップ時点と同じく、Aのトップヒット、
また、Q~Tがセカンドヒットを狙えるから、
わざわざベットする必要がないという判断だと思います。

7のレンジもチェックが多く、9が落ちたことで7の価値は下がりましたが、
それでもショーダウンバリューがあるため、無理する必要がありません。


2.ショーダウンバリューがなければ、ベット
QJ・J5・JTなどはショーダウンバリューが少ないため、
フラッシュドロー以外勝てないので、高頻度でベットします。


3.すごく強い or モンスタードローはベット
97は「ツーペア+フラッシュドロー」はかなり強い
QJ・JT・86・56は「ストレートドロー+フラッシュドロー」と
モンスタードローであるため、大きくベットができます。


A5~A9は高確率でベット、AT~AQは高確率でcheckの
ここまでの違いがでるのはしっかりと理解できていませんが、
前記したようにリバーでセカンドヒットが引けるか否か、
大きな違いになっているように思います。

セカンドヒットを引けば、BB側のレンジである
ローカードヒットに勝てる確率があり、
逆に8、5などはヒットしても勝てなさそうなので、
セミブラフをする方が正解になるのだと思います。

blueの学びポイント:
当たり前ではあるんですが、エアのダブルバレルは
非常に危険なんだなと改めて思いました。
ただ、フラッシュドローがあれば、むしろ、弱いほどベットしやすい。

ベットの基本である
「すごく強い時と、すごく弱い時にベットする」
というのがターンでは特に如実に表れていたように思います。
そして、フラドロは「すごく弱い時」により打ちやすくなるので、
ベット率が上がるのだと思いました。
(フラドロがつかない「すごく弱い時」は諦めcheckでOK)

私自身はマージナルであってもベットすることがあるので、
その点は改めて気を付けようと思いました。


次回はリバー編を書こうと思います。

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