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「猫のパジャマ」/レイ・ブラッドベリ 読書徒然 vol.7

2016.8.13
短篇集で著者の多種多様な世界観を存分に
楽しめる1冊
細やかなところまで、緻密に色んな仕掛け 
ラストまでハッとさせられる感覚が
すごく気持ち良かった 

著者の「華氏四五一度」という本と学生の時に
出会えて、読んですごく衝撃を受けた
他の本も読んでみたいなぁってて想いをずっと
抱いていて、出会えた1冊 

理解力不足で、あともう少しのところで
気付ききれていないところが沢山ある感覚が
もどかしいけど気持ち良かった

個人的お気に入り
『屋敷』
『猫のパジャマ』
『雨が降ると憂鬱になる(ある追憶)』

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(本文より)
『時間と記憶と歌にまつわる一夜が、
だれの人生にもあるものだ。
それはたまたまそうなるのだ
一ひとりでに起こり、終わったら消え去って、
まったく同じことは二度と起きることはない。
それを起こそうとしても失敗に終わるだけ。
しかし、起きたときには、あまりにも美しく、
その記憶は死ぬまで褪せることがない。』
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