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母、まだ生きてます💪

母は、今日もまだ、生き続けていました。

今日は、訪問医の先生が母を診に来て下さったのですが。
先生は、「この週末かなぁ〜。」と3日(土)と4日(日)に思いつつも、我が家から連絡がなかったとのこと。人によっては、血圧が下がり始めても、1週間くらい生きることもあるので、
まぁ、驚きはしなかった、との事でした。

ただ、聴診器で母の心音を聞くと、微かに聞こえる、くらいに弱くはなっているし、
おしっこも、濃縮された赤っぽいものが5㎖程しか出ていないので、
やはり、あまり長くはない、と仰っていました。


次は明後日の木曜日にいらっしゃるそうです。
母がそれまで生きているか、呼吸を止めてしまうのかは、わかりません🤷‍♀️


夜6時には、訪問看護師さんがいらっしゃって、痰を取ったり、口腔洗浄をしたりして下さいました。
もう汗で、ほとんど水分が出ているので、その分痰は少ししか出ていませんでした。それ故か、呼吸も楽になったようだし、モルヒネも効いているせいか、肺転移しているのに、眉間に皺も寄せでないし、あまり苦しそうではありません。

このまま穏やかに最期を迎えられると良いですね〜😌と、看護師さんや父と話していました。


そんな母ですが、意識は少しはあるようで…
口腔洗浄をするため、看護師さんがスポンジ付きのスティックを母の奥歯まで入れようとすると、
嫌がってガチっとスティックを噛むのです💦

「相当、イヤなんだね〜😅」
と、父も苦笑いしていました。

「お母さん、痰取るんじゃないよ〜、喉には入れないよ〜!
歯磨きだからね〜!ほら、私が小さい頃、
『上の歯、下の歯、前歯、奥歯、仕上げはお母さ〜ん♬』ってやってもらってたヤツ✨」

と、子どもの頃に母に、おかあさんといっしょのあの歌を歌いながら歯磨きをしてもらったことを、
ふと思い出し、母に言いました。

「懐かしい!僕も『仕上げはお母さ〜ん♬』で育った世代ですよ☺️」
と、看護師さんも仰って、
看護師さんと子どもの頃の思い出を共有でき、
ホッコリとしたひとときでした🍀


もう30年以上も前のことなのに、
不思議と、こういう時に、パッと鮮明に思い出すのですね✨


そんな訪問看護が終わった後、父と一緒にヘルパーさんの作って下さった、
おいしい鯖の味噌煮や、カボチャの煮付けを食べました😋


母はかぼちゃは好きじゃなかったので、かぼちゃの煮付けは作ってくれませんでしたが、
鯖の味噌煮は好きで、よく作ってくれたし、お弁当にも入れてくれました。

母が旅立っても、母が「はみがきじょうずかな」を歌ってくれたり、鯖の味噌煮を作ってくれた記憶は、
私の中で一生輝き続けるでしょう☆彡


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