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母、発熱。1週間持つか持たないか、と告げられる。

数日前から母は38度台の熱が出ていました。
昨日、訪問診療の先生に診てもらったところ、
母は、インフルエンザなどに感染したのではなく、
母の体の中でサイトカインストームという現象が起きているとの事でした。


簡単に言うと、末期の末期状態まで弱った母の体の内部が、コントロールを失い、母の身体の免疫システムが暴走しているのです。

インフルエンザと違い、抗生物質は効きません。なので、朝と晩に解熱剤を点滴に入れたり、アイスノンをタオルに包んで、母の頭の下に敷いたりして、母の熱をコントロールするしかありません。

↑こちらは、今日、訪問看護師さんに診てもらっていた、母の様子。ペラペラに痩せて、体には全く力が入りません。
サイトカインストームが起きていると、熱で体力を消耗するらしく、
母は、前よりも息が速くなり、目の光が弱くなっています。
父や私が何か話しかけても、前はうなずいたり、首を振ったりしたのですが、今はボーっとした感じで、反応も鈍くなっています。  

「最期がだいぶ迫ってる感じがするなぁ。もしかしたら、週末まで持たないかもしれんなぁ…」

と、もともと医療従事者だった父も言っていました。


もはや、私も父も、母を見守ることしかできません。
輸液で栄養補給し、酸素ボンベをつけ、痰を吸引し、解熱剤やアイスノンで熱による消耗を抑えたら、
あとは、どれくらい持ち堪えるかは、母の体力と心臓次第。

ただ、ただ、母が苦しまずに穏やかに最後を迎えること、ただそれだけを私も父も祈っています。

今日は、ラクーアのデリで買ったお刺身や、お料理好きのヘルパーさんの作って下さったチキングラタンで、父と一緒にご飯を食べました。

私も、父も、体にも心にもちゃんと栄養を摂って、セルフケアを心がけています🍀


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