見出し画像

母の呼吸がだいぶ浅くなって来ました。

いつもなら、朝は大抵父の方が早く起きてコーヒー飲んだり腹筋していて、私は後から目覚ましが鳴って起きるのですが、
今朝は、珍しく、目覚ましが鳴る前に私が自然に目が覚め、父と私が同時くらいに起きました。

もしかしたら、母が全うする暗示かな?
と思いつつ…
いつものように朝ごはんを父と食べました。

私はリモートワークをし、父は日用品の買い物に行き、朝過ごしていましたが…
朝9時くらいから、母の呼吸がいつもと違うことに、父も私も気がつきました。

ハッ…ハッ…
と、とても浅くて弱々しい呼吸をずっとしています。胸は殆ど動いていません。
医療従事者だった父曰く、これは完全な下顎呼吸。この呼吸が改善しなければ、今日の午後には全うするのではないか、と父は言っています。
「酸素取り込めてない呼吸だねぇ。こんな呼吸で、24時間持つはずもないからなぁ…」
とのことです。

11時くらいに訪問医の先生がいらっしゃいました。
「僕も沢山患者さんを診てきましたが、血圧が下がり始めてから、ここまで持ち堪える患者さんを診たのは初めてです。
相当良い心臓をお持ちのようで〜!」
と、称えていました👏

先生が聴診器を当てると、音は弱くても、リズム良く母の心臓は動き続けていました🫀

けれど、顔は明らかに青白いし、手も足も冷たくなって、チアノーゼが現れてきています。
「心臓は動いているけど、全身に血を行き渡らせることが出来てはいないんだろうなぁ。」
と先生は仰っていました。

「この段階だと、酸素吸入量を2ℓに設定してても、口を乾かすだけでしょうから😅」
と、先生と看護師さんは酸素吸入量を1.5ℓに下げて、お帰りになりました。

先生がお帰りになった後、
父と一緒にヘルパーさんの作り置きして下さったお昼ご飯を食べました🍴


ほうれん草のおひたしと、鰤と大根の煮物と、イカのお刺身🦑✨
鰤にも大根にも、出汁が隅々まで染み込んでて、おいしかった〜😋


このお昼ご飯の後に、父が母の酸素飽和度ん測ったら、
昨日まで90台測定できた酸素飽和度は、76になっていました…

スッ…スッ…という母の呼吸の間隔も、朝に比べて開いているようです。


いよいよ、天国への階段がかかり始めた、という感じでしょうか?

ここで酸素吸入量をまた上げたりすると、かえって母が苦しくなってしまったりするので、
私と父は、何もせずに、ただただ、母が穏やかに終息に向かうのを見守ることにしています。

実家には、両親が昔から好きだった、小田和正や徳永英明の曲が流れています🎵

さて、お迎えさんは、いつやって来るでしょうか??


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?