クソレーベルやゴミコンサルが絶対教えないバンドで売れるためのシンプル過ぎる方法

こんにちは!bluekeysです!
今日はタイトルの通り、ストレートに「バンドで売れるための方法」をお話しようと思います。
有料記事レベルの内容を、勿体ぶる事無く全てここで、誰でも無料で読める形でお話しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まず、""バンドで売れるための方法""と聞いたら普通だと

「SNSでの集客方法」
「客ウケの良い曲作りのコツ」
「最短で大きなフェスに出るための裏技」

このような内容を思い浮かべる人が大半だと思います。実は、このような情報をお金払って読んでも、バンドで売れるためには殆ど意味がありません。
もっとハッキリ言うと、かなり粗悪な情報、詐欺まがいである事が多いです。

まず最初の認識からお話します。
今から私がお話する事は「こうしたらSNSのフォロワー数が増えますよ」というような、単純に""こうしたら、こうなる""という行動と結果の話ではありません。考え方やマインドの話が近いです。

「いや、そんなん良いから早く売れる方法教えろや!」

と、もしお考えであれば今すぐそのお考えは改めましょう。…なぜか?それを今からお話します。

●バンドをビジネスと捉えよう

まず、本気でバンドで売れたいと思うのなら、ちゃんとビジネスとしてバンドを捉えてください。
ここで勘違いをして「汚い大人に魂を売れるか!」というような発想をしてはダメです!
全くの逆です。
ビジネスの本質は、""お客様への価値の提供""です。何か価値を提供して、その対価を貰う。決して汚い金儲けに走れ、売れるために何でもしろ、という訳ではないのです。

もう少し具体的な話をしていきますね。

●まずはバンドの顧客を設定しよう

先程も申し上げたとおり、売れたいならバンドはビジネスにすべきです。ビジネスはお客様が居ないと成り立ちません。商売ですから。これは誰でも理解できると思います。

ここで、意外と殆どのバンドマンが考えていないことがあります。「自分たちはどのような人を顧客と設定しているのか」ということ。

ここで、お客さんっても知ってる顔の人しか居ないし、そういう仲間に向けて音楽をやっている、という人はこの先の内容は読まなくて良いと思います。個人的にはそういうスタンスのバンドは非常に好きですが、その考え方をもし売れたいアナタがしているなら直ぐに改めましょう。

もう少し踏み込んで、自分たちはどの層にアピールしたいのか、1度考えてみてください。まずは、いまの自分たちの音楽性、ライブの方向性はいったいどこに向けてアプローチして行くのが良いのか?

例ですが、こんな風に書き出すのが良いと思います。(この例はbluekeysを想定してるので、売れるためのモデルとしてはあまり良くないですが…)

・20代中盤から30代後半
・小規模のライブハウスによく行く
・性別は男女問わないが、どちらかと言えば男性に向けて
・好きな音楽はNumber Girlなどの邦楽オルタナ、アジカンなどの一昔前のメインストリームロキノン系、銀杏BOYZなどの青春パンク。洋楽好きはあまり考えない。
・モッシュなどの体育会系ノリというよりは、缶ビール片手に拳を握るような年齢層高めのエモバンドのノリ
・服装などオシャレとは言えない

何でもいいです。とにかく細かく書いていって、自分たちのお客さんはどういう層が良いのかを認識してください。

更に踏み込みます。上記の書き出しでbluekeysが何となくアプローチしたらハマりそうな層が見えてきました。ですが、売れるためには、この既存のアプローチしたい層からもう少し間口を広げることが必要です。我々の場合、さすがに相手にしようとしてるパイが狭すぎます。笑

でも、少し見えてきませんか?

なら、男性と同じくらい女性にアプローチするならどうしよう?10代の男女も取り込むためにはどうしよう?モッシュなど体育会系のノリに対応するには?デザインや服飾に興味があるオシャレ層も振り向かせることはできないだろうか?…etc.

現状とプラスαを考える事で、自分たちが設定すべき顧客像が見えてきます。

さぁ、あとはシンプルです。非常にシンプル。
バンドを使ったビジネスをすれば良いのです。

●顧客に価値を提供しよう

1番シンプルな例ですが、ライブで暴れるのが好きなお客さんには聴いていて身体を動かしたくなる(モッシュ、ヘドバン、クラウドサーフ etc.)音楽を提供すれば喜んで貰えます。これが価値の提供です。

自分たちが設定した顧客に対して、自分たちがどのような価値を提供すれば喜んでくれるのか。まずは、そこだけをシンプルに追求しましょう。

SNSでの集客方法や、最短で大きなフェスに出演する方法はその後です。様々な方法を試していくのは、まずはマインドセットが出来てから。何をするにも基礎が大事という話です。
そして、大前提として、この基礎がないバンドは漏れなく売れません。

ごくごく稀に、圧倒的な才能だけのパワープレイで売れてしまう人もいますが、そんなのは例外中の例外として考えて下さい

もちろん私は話したこともありませんが、

Official髭男dism、King Gnu、あいみょん、岡崎体育、、など近年爆発的に売れた人は皆意識的にも無意識的にも上記の事を考えているはずです。

●バンドの提供できる価値は音楽だけでは無い

最後におまけです。顧客に対する価値の提供というのは、ビジネスにおいて圧倒的な本質ですがここで「俺たちはバンドだから音楽で勝負しないとダメだ」と思う必要は、実はありません。

もちろん、売れているバンドを見れば分かりますがある程度の音楽スキルや知識は必要です。音楽のプロになるわけなので。
ですが、ここで考えを変えてみてください。
プロのバンドマンより演奏技術の優れた素人なんてごまんと居ます。いまテレビに出ているバンドは楽器の演奏が上手いからプロになれたんですか?音楽知識が沢山あるから売れてるんですか?…もう、お気づきですよね?

そんな所に、彼らがうれてる理由は全くないのです。

シンプルにビジネスとして成功してるから。
設定した顧客に対して、高い価値を提供出来ているから売れているのです。

その価値はもしかしたら音楽理論とは関係の無い、歌詞の共感性かもしれません。アイコンとしてのファッション性かもしれません。PVなどを駆使した笑いの映像表現かもしれません。

バンドとして音楽で成功する!という思考ではなく、「バンドを事業と捉え、ビジネスとして成功させる!」という意識で今後の活動を取り組んでみてください。

ビジネスが軌道に乗れば、結果は後からついてきます。
全てのバンドマンに幸あれ。



●オチ

まぁ僕はビジネスでバンドやってるヤツらはクソ嫌いです。会社で働け。

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