にじの青、本を書く003.ライティングゼミ受講開始
本を自力で書き上げる前に、プロのライティング技術を身に着けたい! 前々から受講したかった通信講座でのライティングゼミを受け始めました。
天狼院書店という本屋業界のシルクドソレイユ
天狼院書店。初めて目にする人も多いと思う。社長の三浦さんがたった一人で始めた、複合サービスを展開する書店だ。
社長曰く「本屋業界のシルクドソレイユ」今までの本屋とは全く違う本屋を作る。それが結願して、今や東京2店舗、京都、福岡、千葉、神奈川と全国展開しつつある、とてもユニークな書店だ。
と言っても、部外者の私が天狼院書店の紹介をしていては、本末転倒なので単刀直入に言うと、私がずっと受けたかった通信講座は、この天狼院書店オリジナルのライター養成講座なのだ。
毎週2000文字の課題を17回提出する講座
今、4回の通信授業が終わっているのだが、毎回本当に面白いし、本を書きあげる前に学んでよかったなと改めて思う。この講座は、社長自らが考案したメソッドを学ぶのだが、現在は社長の一番弟子である社員さんがメイン講師を務められている。その社員さんも、プロのライターとしてご活躍されている。で、毎週2000文字程度の文章を提出して、添削していただいているのだが、書き方のコツがつかめないとなかなかに、難しい。
しかも、毎回テーマを決めるところから自力なので、書きたいネタを決めるまでに時間がかかる。本に書きたいことをまとめてしまってもいいのだが、それだと毎回似たような内容になりそうなので、わりとその時々の時事的なネタを使って書いている。
当然、締切日があるので、他の事に日々追われていると、あっという間に一週間が過ぎていく。週刊誌で連載をするとこんな感じになるのだろうなと、毎回思う。そして、提出はいつも締切当日になる。言い訳がましいが、提出する以上、自分の中で満足いく出来な文章を出したいし、書いてしばらく時間を置いた方がより、良い文章に手直しできるのだ。
添削されてこそ、伸びるはず
しかし、そんなあがきもむなしく、毎回添削は辛口である。口から火が出るような激辛ではないけれど、自分は素人なのだなと毎回実感する。どの口が、本を書く! と息巻いているのだろう。でも、書く。書かいでか。悔しさをバネに、と言うスポ根はあまり持ち合わせていないが、もともとプライドは変に高い自負がある。講座の初回に、課題提出の添削について
「ラスト4回が勝負ですから、それまでは当たって砕けてください」
というニュアンスでご説明をいただいているし、そもそも、はなからプロ顔負けの文章が書けるのなら、わざわざ教えを乞いには行かない。相手は、プロだ。それも、ライティングのみならず、毎講座数百人単位の課題を相手取ってきてる添削のプロなのだ。はなから勝負できると思ってはならぬ。
2000文字の次は、5000文字
本を書くのなら、当然2000文字やそこらで、嘆いていては話にならない。実際、100から150ページという、そんなに厚くは無い本を仕上げる予定だけれど、実際のところ何文字の原稿を仕上げればよいのかは、現在、プロのデザイナーさんに確認してもらっている。段組みとか、レイアウトとか、そういう部分は、文章を書く以上にド素人なので、持つべきものは才能ある友人である。
ちなみに、2000文字がすらすら書けるようになって、ライターとして仕事をするなら、5000文字を短時間でまとめ上げることが最低ラインらしい。このnoteで以前更新した、鬼滅の刃についての文章が8000文字越えだったのだけど、3日くらいかかった。プロは、5000文字を40分で書き上げるそうな。まさに、ウサギとカメだ。勿論、40分で書き上げるには、当然タネも仕掛けもあるし、プロだからこそできる訳である。そこに行かねばならないけれどもが。
2000文字ノックは続くよどこまでも
40日間以上、ブログで1000文字前後を更新していたのだから、やれば毎日2000文字だって書けるはず。そう思った一か月前の自分へ、予想以上に出来ておらんよ。残念。しかも、ただ書くのではなく、学んだことを活用して書くとなると、一日の予定を本気で変えなくては駄目だ。一番良いのは、朝2時間を書く時間に当てることだ。夜は難しい。毎朝ブログを書いていた時は、リズムが出来ていたから、自分にはそのペースが有っているのだと思う。
ネタを探して、メソッドを組み立てる。この癖を7月の間に身に付ければ、8月後半で一気に本を書き上げられるだろう。頑張れ、私。
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