HUSKING BEE-PUT ON FRESH PAINT

 こんばんは。未来は僕らの手の中です。教員をしていますが、訳あって休職中です。

 日曜日にライブハウスに行ってきたので、そのことを書きます。

 ハスキング・ビーというバンドをご存じでしょうか。90年代後半、僕も記述していますが、ハイ・スタンダード世代の一翼を担ったバンドだと言えます。Vo.とソングライティングを担当する磯部氏(以下イッソン)を中心に、当初は3人組でのデビューだったと記憶しています。
 デビューアルバムとなる「GRIP」は、ハイスタの横山健氏が主催するピザオブデスレコーズからのリリース。一気に全国区となりました。

 

 僕は「AIR JAM2000」のビデオで観て、セカンドアルバムの「PUT ON THE FRESH PAINT」ぐらいから聴き始めたと思います。何ならハイスタよりハスキンの方が聴いていたなあ。今回はそのアルバム(1998年)から25年のアニバーサリーのツアーだった訳です。

 ハスキンは、広島出身のイッソンの書く歌詞(僕は、原爆と平和を書いた「8.6」が好きです)と今回もMCで言っていたように「ハイスタの真似にならない、8ビートでいくんだ」というグッドメロディに特徴があります。

 いわゆるハイスタ世代のバンドの中でもやはり異色だったように思います。

 ライブを見に行けず、学生時代を過ごし、ハスキンの解散を知って、DVDを買いました。2012年の「AIR JAM2012」でハスキンは復活しました。KEMURIの復活とともに、当時かなりのニュースになりました。

  それから何年か経ち、コロナ禍直前。僕はハスキンを始めて体感しました。その時もアニバーサリーで対バンは、BACK DROP BOMB とCAPTAIN HEDGE HOGというスペシャルな夜でした。コロナ禍となり、以降全くライブハイスに行けなくなったことを思うと、素晴らしい体験ができたのだと今、つくづく思います。

 今回同様、アルバムのアニバーサリーは昨年も経験(the steady state  theory)していたため、雰囲気も分かった上で楽しむことができました。
 
 今回は、アルバム曲→イッソンの弾き語り→代表曲→ダブルアンコールという構成。イッソンがしみじみ語る中、テッキン(Ba)が場を和ませるという温かい雰囲気でした。ドンドン(G/Vo)にサポートドラムの福田さん(スキャフルキング)という布陣。

 「WALK」「ANCHOR」「QESTION」といった初期曲、「新利の風」「摩訶不思議テーゼ」といった日本詩曲も。

「いろいろ大変で、心折れそうな時もあるけど、今を楽しむことを大切にして」

 イッソンの語り掛けるような言葉に胸が熱くなりました。恐らく40代の僕と同世代もしくは先輩が多い中、女性のファンも多かった印象。

 

 来年7月で30周年を迎えるハスキン。

 また、一緒に「MUSICを鳴らしたい」